俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削得点の低い順の87ページ目

「雀蛤になるや兎の走る海」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 雀蛤になるや兎の走る海

ちゃあきさん、こんにちは。

御句について。

「兎の走る海」と、そんな物珍しい光景を見た(海岸を兎が疾走したというだけでも、なかなか見ない景色ではあります)ということなのか、因幡の白兎のような言い伝えのある海ということなのか。

どちらにしても、雀・蛤に加えて兎も登場させると、動物多すぎで煩く感じるので、前者(兎の走る海が実景)ならば季語を変え、後者(そういう言い伝え)ならば兎を消してもよさそう、と思いました。

後者で、「神話の島ならば、雀が蛤になるなんてこともあるだろうか」といった解釈のうえで、私としてはこの兎は因幡の白兎のことであると決めつけて、舞台の島の固有名詞に置き換え、

 雀蛤とならんや隠岐の島

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「雨の日に眺む写真やラフランス」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 雨の日に眺む写真やラフランス

いるかさん、こんにちは。

御句について。

文法の話で、「眺む」は終止形で、写真につなげるには連体形「眺むる」かと。

 雨の日に眺むる写真ラフランス

写真がどんなものなのか、もうちょっと具体的な情報があっても良いような気がしますが…
(何の写真かという観点のほかに、アルバムの写真なのか、写真立てに入れて飾っているのかとか)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「三叉路の参拝客や銀杏の実」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 三叉路の参拝客や銀杏の実

マサトさん、こんにちは。

御句について。

・「三叉路」とか「Y字路」とか、分かれ道というのは画になるので(横尾忠則がシリーズにしてしまうくらいには)、俳句にしてみたいなあとは思うのですが、道以外の道具立てが中々揃わないところ、この句は十分要素が揃っていそうです。「参拝客」の一語でもって、人の存在と、その人の目的地(寺社)が示されているので、これは俳句的に効率の良い言葉というやつでしょう。
・「三叉路の参拝客」の「の」に、私には違和感を感じました。何でもよく繋げられる「の」ですが、かなりあいまいな感じがしました。

「銀杏の実」を「銀杏」(ぎんなん)に変えたり、「参拝客」を音数の少ない別の類語に変えたりすれば、「の」も少し具体的な描写にできるかと、

 銀杏や三叉路をゆく参拝者
 巡礼の惑ふ三叉路銀杏の実

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「海霧の灯やカーアラームの夜を尖る」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 海霧の灯やカーアラームの夜を尖る

げばげばさん、こんにちは。

角川俳句11月号の雑詠秀逸と題詠佳作の2句選(たぶん。というのも、題詠のほうは名字がなかったので)、おめでとうございます。

御句について。

・別アカウントでコメントされたとおり「海霧」は夏の季語で、これはお題「霧」の投句といえるのかどうか…。
・いるかさんと同様に(ただ、リズムよりも、文法的な言葉のつながりとして)、「夜を尖る」にはちょっと引っかかりが。「を」の後に続く動詞は、音の描写そのものの動詞で「夜をつんざく」「夜を響く」だとか、或いは他動詞にして「夜を尖らす」とするなら、割とすんなり入るのですが…。

「夜を尖らす」として、

 海霧の夜をカーアラームの尖らせる
 警報器海霧(うみぎり)の夜を尖らせる

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「木枯や前へ前へと踏むペダル」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 木枯や前へ前へと踏むペダル

マサトさん、こんにちは。

御句について。

面白いと思います。
漕ぎ手の意識は「前へ前へ」とありながら、物理的な力は「踏む」で下方に向かい、「木枯」はきっと向かい風。いろいろなベクトルが錯綜する自転車の描写だと思います。

添削…、思いつきません。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

長谷機械児さんの俳句添削依頼

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