「冬たんぽぽ独りごちて歩きけり」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 冬たんぽぽ独りごちて歩きけり
「エイジちゃん」さん、こんにちは。
御句について。
上の句と中の句で音数を融通している破調の句のようですが、そんなにトータル十七音に拘らなくても…、と思いました。
それはそれで大事なのでしょうが、独りごちているのも歩いているのも「冬たんぽぽ」ではない(「冬たんぽぽ」は主語ではない)ので、「冬たんぽぽ」は字余りでも上の句として一旦はっきりと切って、中七下五は別にリズムを整えたほうが良いかと思います。
冬たんぽぽ独りごちたる散歩道 (これは「山本山」かなあ、と独り言)
冬たんぽぽ散歩しながら独りごつ
「冬たんぽぽ」と「独りごつ」があれば、「歩く」も「散歩」も要らないような気はして。「独りごつ」を、コメントの「暗唱句をとなえながら」というイメージの言葉に変えられないかな、という提案(改作レベル)を、
冬たんぽぽ愛誦の句のぽろぽろと
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1