俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削得点の高い順の86ページ目

「桜って白いよねって君の頬」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 桜って白いよねって君の頬

なおじいさん、こんにちは。

瀬戸内海俳句大会も、俳句ポストのサイトで案内されていたので知っていましたが(瀬戸内・松山国際(略)も俳句ポストのサイトで知りました)、そちらには参加しませんでした。投句用入力フォームというものがなく、投句方法がはがき、FAX、メールというのが何とも馴染めなくて…。

結果発表を見てみましたが、“小学生の部”が活況を呈しているような感じに見受けられました。
優秀賞3作の中でも、私には小学生の句が一番良かったと思っています(大賞よりも…)。全体的に「瀬戸」という語を使いすぎで、あれは“安直”というのでは? というのが、私の個人的な感想でした。

御句について。

上五中七にも下五にも言いたいことが別々に強くある感じで、俳句に収めるには難しい内容と思います。

いくたドロップさんが2句に分けることを既に提案されているので…、私は、短歌にしてみました(私自身は短歌は碌に詠まないのですが)。

 桜って白いよねって云う君の白いほっぺのさくら色かな

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

「おばあさんやをらスマホを花の前」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: おばあさんやをらスマホを花の前

おじさんさん、こんにちは。

御句、動詞を使わずに組み立てられていて、景も解るのですが…。

・私にはこの句から見える景が、とりわけ素敵だとも、あるいは滑稽・俳味があるとも思えないのです。
俳句では、単に「花」とすると桜の花として受け取りますが、その認識で合っているでしょうか? (「花」を桜だとすると、それはそれは花見の時期によく出くわす光景に…)

下五を桜の花以外の季語にするなどの検討があってもいいと思います。

 おばあさんやをらスマホを花ミモザ
 (ミモザは国際女性デーを象徴する花。スマホを使いこなす「おばあさん」が一層先進的なイメージとなったり)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

「童女の挨拶の声春の風」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 童女の挨拶の声春の風

おじさんさん、こんにちは。

御句、良い感じだとは思うのですが、「童女」という語の選択の、古風で雅な感じが気になっていました。
コメントからすると、そんなに奥ゆかしい感じの景ではないようですし。

もっと当たり前の言葉で出来ないものかなあ、と。

 春風や幼稚園児のこんにちは

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

「春深しやりたき事をやる怖さ」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 春深しやりたき事をやる怖さ

卓鐘さん、こんにちは。

「続柄なき」句へのコメントありがとうございます。「アラサーくらいの男女の温泉不倫旅行」あー、そういう“間柄”もありましたか。

御句について。

この中七下五を“これからやりたいことに挑戦しようかどうか、という逡巡”のことと読みました。脱サラして趣味を仕事にして生きていくとか、かなり初期投資のかかる趣味を始めるとか…。

すると、時候の季語「春深し」はやや皮肉な選択と思います。「怖さ」をどうこう言っている間に季節はピークにきていて、結局手を付けることなく機を逸しそうな予感。
これが「春めくや」なら今後の希望が感じられ(わりと平凡な印象になりますが)、「暮の春」などとなると“やらぬ後悔”が始まっている感じ。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

「若夏や肺腑に充ちる碧き風」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 若夏や肺腑に充ちる碧き風

秋沙美さん、こんにちは。

御句について。

「肺」と「碧」は連想しやすい何かがあるのでしょうか。

 しんしんと肺碧きまで海の旅/篠原鳳作

を思い出しました。

添削は…文法的な面で、

 若夏や肺腑を充つる碧き風 (肺腑をいっぱいにする)
 若夏や肺腑に充てる碧き風 (肺腑にいっぱいになった)

のどちらかだろう、と。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

父と子を追ふ夏休の掃除機

回答数 : 7

投稿日時:

大南風やくざな鳥の来て騒ぐ

回答数 : 3

投稿日時:

汗ばむやネクタイにつながれしまま

回答数 : 6

投稿日時:

ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

回答数 : 2

投稿日時:

清姫の鹹き恋さくら餅

回答数 : 3

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

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ラブラブと砂の音なり春の海

作者名 白井百合子 回答数 : 2

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亡き人の白き衣や曼珠沙華

作者名 一本勝負の悠 回答数 : 0

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義時の死して幕府の冬至かな

作者名 こま爺 回答数 : 0

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