俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の86ページ目

「隣人のアリバイは無し西瓜食ぶ」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 隣人のアリバイは無し西瓜食ぶ

げばげばさん、「無人駅」句への感想ありがとうございます。

西瓜もトマトも、三文字の季語は「~や」と出来ないものだから余計な2文字がついてきて、結果、取り合わせとしてどうなのかという所に来てしまうこと度々です。

家族揃って西瓜を食べながら、二時間サスペンスなど見ている感じでしょうか。
テレビの前の自分たちは団欒のひととき、テレビの向こうは殺人現場。

御句の手直しというのは特になく、二時間サスペンスでよくありそうな別のシチュエーションで、一句作ってみました。ご参考。

 因縁は祖父の代より西瓜食ぶ

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

「とりどりの食べあと残す西瓜かな」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: とりどりの食べあと残す西瓜かな

卓鐘さん、「納豆の」「無人駅」句の批評ありがとうございます

 ベンチ錆びたる無人駅
 落書き多き無人駅
 傘差しながら無人駅
 待ちくたびれし無人駅
 鼠駆けたる無人駅
 鴉の歩く無人駅
 住宅街に無人駅
 近未来的無人駅
  エトセトラ、エトセトラ。

これで、何かしら季語を選んで上五におけば、“取り合わせ”俳句の一丁上がり、といったところが、動画で目標に置いているところでしょうけれど。
「無人駅」の語を置きながらも「無人駅」を描写するという形が挑戦的すぎたのか・・・、やっぱり説明に見えますね。

さて、御句について。

知世さんの指摘にもある、「食べあと」という語が気になります。
なおじいさんの批評にある「食べ終えた皮」が素直な言い方と思います。

以上を踏まえた形を、参考に。

 食べ終へし西瓜の皮やとりどりに

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 2

「どの家もオリーブ実りニュータウン」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: どの家もオリーブ実りニュータウン

知世さん、「納豆の」句の批評ありがとうございます

「糠床」いいですね。いいですが、私は生れてこの方、まともに「糠床」を見たことがないので(祖母も父母もそんなことはしておらず。梅干、梅酒、ラッキョウ漬などはあったのですが・・・、毎日の手入れが面倒だったのですかね)、実際にどんな匂いなのか、脳裏に浮かんでこないのが残念です。

さて、御句について。

・卓鐘さんの指摘の通り、オリーブに焦点をあてた上五中七にするのが良いと思います。といって、うまく思い浮かばないのはシンボルツリーとして庭に1本2本植えた「オリーブの実」というのが、「ニュータウン」という街そのものにまで風景を広げていくのにたるものなのか想像できていないからです。「庭先の木」の景だと季語「オリーブの実」が地味(緑とか紫とか)で言葉にしづらく、「オリーブの実」そのものにまで焦点を絞って細かな描写をすると、そこから下五で「ニュータウン」遠景にまで引っ張るのは極端に感じます。(「オリーブの花」ならば香りを描写する手があるのに、手元の歳時記には何故か「花」の方は収録されてなく)

今回、提案句はなしとさせていただきます。

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

舌先に溶ける西瓜の甘さかな

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 舌先で溶ける西瓜の甘みかな

ドロップさん、はじめまして。

・西瓜を描写するのに、舌先の触覚を使うのは良いと思いました。
・「甘み」は程度を表す言葉(「甘みが増す」とか)なので、ここは「甘さ」で良いと思います。

提案句は、「甘み」を「甘さ」に変え、「で」の濁音を回避しました。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「名城の堀の水抜き牛蛙」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 名城の堀の水抜き牛蛙

カイさん、はじめまして。

・先の句は私は添削しないままでしたが、この句でも使われている「名城」という語が気になります。この「名城」は、「名だたる城」でしょうか「名古屋城」の異名でしょうか。句の中で、名だたる城であることに何か意味があるのでしょうか。あるいは、名古屋城に思い入れがあるのでしょうか。
・先の「夏休み」俳句なら、夏休みにまた変わった経験を・・・とは思ったのですが、こちらは、水を抜いたらウシガエルが居ました、というただの報告に見えます。

以下は私の想像でしかないので、参考として(実際の牛蛙は、何を契機に鳴くものなのでしょう。よく耳にはしたのですが)。

 堀の水抜けば鳴くなる牛蛙

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

長谷機械児さんの俳句添削依頼

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長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

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