「蟷螂の寄りてトイチの借用書」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 蟷螂の寄りてトイチの借用書
秋沙美さん、「老い母」句等の批評・添削ありがとうございます。
御句について。
動詞「寄りて」にどれほどの句意が盛り込まれているか不明なのですが、「蟷螂」と「トイチ」で韻を踏むなら動詞も「と」で始まるものにしたらいかがでしょう。
蟷螂の飛んでトイチの借用書
今後ともよろしくお願いします。
点数: 0
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 蟷螂の寄りてトイチの借用書
秋沙美さん、「老い母」句等の批評・添削ありがとうございます。
御句について。
動詞「寄りて」にどれほどの句意が盛り込まれているか不明なのですが、「蟷螂」と「トイチ」で韻を踏むなら動詞も「と」で始まるものにしたらいかがでしょう。
蟷螂の飛んでトイチの借用書
今後ともよろしくお願いします。
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回答者 長谷機械児
添削した俳句: 受験生二人居る家の冬灯
あつこん さん、こんにちは。
御句について。
「受験生」は春の季語(私の手許の歳時記では「入学試験」の傍題)です。
御句はまさに受験生の居る家を描く句なので、「冬灯」は要らないと思います(今現在は冬ですが、一句としては)。
※別の「枯葉」句にある「ラッセル(車)」も冬の季語(「雪掻」の傍題)ですが、こちらは子どもの遊び・真似事なので、真似事と解るようにすればよいのかなと。
季語「冬灯」のために用いた音数を自由に他の描写に使うことが出来ます。
例えば…
受験生二人居て静かな茶の間
受験生二人の狭き四畳半
今後ともよろしくお願いします。
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回答者 長谷機械児
添削した俳句: 春一番開口一番君一番
塚本夏樹 さん、はじめまして。
御句について。
褒められるところは、動詞を使っていないところ。
気になるところは、定型でない(6・8・6)とか、季語「春一番」は本意に合っているか?とか…。
「優し目」に、ということなので、上記の点は脇において、それより何より気になる一点だけ。
何より気になる一点は、「一番」の畳みかけ、特に三つ目の「君一番」です。
同じ言葉を繰り返すという技法は、俳句でもありますが、やり過ぎは“言葉遊び”“駄洒落”として受け流されます。技法のために句意を殺しては本末転倒です。
早春の強風を受けながら(もしくは強風の吹く様を窓越しに見る室内に居て)、口を開くやいなや出てくる言葉が「君一番」…そんな言葉がありますか?
春一番の勢いを借りて、“開口一番”と「一番」のリフレインで勢いを増幅させて、下の句で言い放つ言葉は、より直球で良いと思います。
春一番開口一番君が好き
今後ともよろしくお願いします。
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回答者 長谷機械児
添削した俳句: 潮騒す流星落つる辺りより
秋沙美さん、「寄席小屋」句等のコメントありがとうございます。
御句について。
夜の海の広大無辺の感じがして良いなあと思いましたが、げばげばさんと同じく「潮騒す」は気になるサ変動詞化でした。
中七下五が詩的なので、上五はもう少し平明にしてもいいかなと。
潮騒や流星落つる辺りより
潮騒ぐ流星落つる辺りより
今後ともよろしくお願いします。
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回答者 長谷機械児
添削した俳句: 大掃除終わらぬ見込み大晦日
イサクさん、「選手の目」句等の批評添削ありがとうございます。
御句について。
私の感覚では、大晦日に大掃除を云々するところからナンセンスの景と見えました。
ダックさんも大掃除+大晦日の句を投句されているので、育ってきた環境が違う、ということなのでしょうが。
ナンセンスとしては「見込み」という表現が少々おとなしく感じられました。
大掃除の終はりの見えぬ大晦日
なおじいさんのように、提案でも何でも無い、私の大掃除を一句にするなら、
煤払今年はやらぬ風呂場かな
我が家の年の瀬は、“一夜飾り”にならぬようにすること、お飾りをする前に大掃除を終える(お飾りをした後に埃のたつことをしない)ことが大事なのであって、そのために大掃除を期限内に終えられるように、事前に掃除の対象は絞っていました。玄関、仏壇・神棚、ガラス窓、照明は毎年必須の感じでしたが、それ以外は、汚れ具合とスケジュール次第。
お飾りを30日にするとして、それまでに掃除出来るならする、出来そうにない所は最初から予定に入れない。大晦日にもなると、掃除のことなんて考えもしない。(という感覚から、大晦日+大掃除がナンセンスという感想につづく…)
東京で一人で迎えるコロナ禍2度目の我が年末は、実家と違って仏壇も神棚もないので、気楽なものです。昨日は玄関掃除、今日は鏡餅や窓拭きの掃除用具などを買出しに。
今後ともよろしくお願いします。
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