俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削得点の低い順の84ページ目

「蟻の列紅海かつて真二つに」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 蟻の列紅海かつて真二つに

ちゃあきさん、こんにちは。

御句について。

取り合わせというか、蟻の列を大きなものに例える隠喩と読みました。安西冬衛の一行詩「春」を連想しました。

「かつて」を取り除いて音数調整。げばげばさんは直喩の句にしていますが、「やうな」「ごとく」を使わない感じで、

 葦の海を真二つにして蟻の道 (実在する「紅海」より伝説の「葦の海」の方が隠喩と受け止めやすいかなと)
 預言者に率ゐられたる蟻の列 (他の二人の案にもあったモーゼ…この人を出すなら海を割る表現も要らない気がする)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「産み月のひとと見てゐる海月かな」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 産み月のひとと見てゐる海月かな

げばげばさん、こんにちは。

御句について。

・「海月」(くらげ)→「うみづき」(そんな読みはないようだが)→「産み月」という音の連想による取り合わせかと思って読んでいましたが、違ったようで。
・妊娠・出産とくらげとの取り合わせ。生命の不思議とか、不定形の不安とかいった感じはしました。
・「見てゐる海月」というのが、水族館の水槽に飼われたクラゲみたいで(というか、コメントによればその通りで)、季節は感じにくいなと思いました。

“海に浮かぶくらげ”である余地を残すべく、視界を広く、積極的に「見る」のではない感じに。

 産み月のひとの眺むる海月かな

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「袋絵馬つる兵児帯や風薫る」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 袋絵馬つる兵児帯や風薫る

げばげばさん、こんにちは。

御句について。

・「袋絵馬」は知らなかったので検索しました。写真がみつかり、どんなものかは解りました。大宮の氷川神社には昔(10年以上前)立ち寄ったことがあるものの、そんなものは記憶にないな…と思っていると、見つけた記事によれば、個人情報保護の観点から2019年に始めたとのこと。それは知らないはず。
・初読では「袋絵馬つる兵児帯」で、“子どもの帯に絵馬を括り付ける”ような変わった習慣が地方にあるのかと思っていましたが、そういうことではないようで。では何だろう「兵児帯」は?…となっていました。

「袋絵馬をつる(子が着けている)兵児帯」「袋絵馬をつる兵児帯(を着けた子)」ということだとしたら、兵児帯が句の中心にある感じがするので、袋絵馬でなくてもよいのでは…と、

 絵馬掛ける兵児帯の子よ風薫る

また、袋絵馬を中心に据えるなら、まだまだ新興のローカルな風物なので、地名からの紹介みたいなのでいい気もして、

 風薫る武蔵の国の袋絵馬

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「料理に愛シューマイにグリンピース」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 料理に愛シューマイにグリンピース

イサクさん、こんにちは。

御句について。

「料理」と「シューマイ」なので、対比ではなく、「料理」の一句で挙げた命題を、「シューマイ」の一句で具体的に展開している感じかと思います。

が、グリンピースというものが、人により大きく好みの分かれる(ピーマン、ニンジンに次ぐ、子どもの嫌いな野菜の代表格ではないかと)ので、この句の「愛」の受け取り方も大きく揺れそうに思います。

「料理に愛を込める。具体的には、シューマイにグリンピースを乗せる。ちょっとした心付け」(積極的)とも、
「料理に込める愛なんて、シューマイに乗せられたグリンピースみたいなもの。余計な代物」(否定的)とも。
あるいは、「よく見るやつ。何でつけるのか知らないが、あってもなくても困らないもの」(中庸的?)とも…。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「不倫もうやめます薔薇が痛いから」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 不倫もうやめます薔薇が痛いから

げばげばさん、こんにちは。

「自分の句」より先に、拙句へのコメントとは恐縮です…。
(明日か明後日にはさらに輪をかけたコメントが必要になったり…)

御句について。

・「薔薇が痛い」という理由付けは、虚としても、滑稽に向いたように見えるのは意図通りでしょうか。(イメージの仕方によっては、蔓薔薇の鞭を手にした妻が朝帰りの夫を待ち構えているような画も…)
・薔薇と不倫を取り合わせるなら、むしろ薔薇は不倫の背を押す方向に力を発揮しそうで、「もうやめます」と言いつつ、この句の主人公は、やめないんじゃないかな…。

添削というのでなく、「薔薇」×「不倫」で別に考えてみた句(やめられない方向で…)。

 不倫やめると言つた端から薔薇赤く
 薔薇に気圧されて忽ち失楽園
 薔薇や知らず知らずのうちに逃避行

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

長谷機械児さんの俳句添削依頼

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