長谷機械児さんの添削最新の投稿順の83ページ目
「初テント覆いかぶさる天の川」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 初テント覆いかぶさる天の川
なおじいさん、こんにちは。
「社会的~」句の批評ありがとうございます。
飛び飛びで夏休み。そんな取り方で取れたら良かったのですが、自分の仕事のスケジュールと会社の意向(担当している仕事柄不可能で無ければ、原則として5連休の形で取るようにとの総務からのお達し。労務管理しやすいのでしょうね)というものがあり、見事な時差ぼけが私を待っていました。
さて、御句、拝読いたしました。
・「覆い」の旧かな表記は「覆ひ」ですね。サイトとしては一句の中での揺れでなければ、特に指摘は不要なのでしょうが、なおじいさんご自身は旧かな使用と思われるので(私の初投稿より少し前に「梨食らふ」という句がありました)。
・「初」の意味が検討対象、という他の方の指摘は私も思います。初読して、この「初」はどういう「初」なのだろうという疑問が浮かびます。自力でテント泊をしたのが生涯で初の経験だったとか、その年初めてテントを広げたとか。
以下は、もしもテントの中でも感じられるならそれはさぞ明るいものなのだろう、という想像の参考句です。(私は見たことがないので)
銀漢の光テントの中にまで
今後ともよろしくお願いします。
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「笠雲のかかりて富士の泣きっ面」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 笠雲のかかりて富士の泣きっ面
イサクさん、こんにちは。
「社会的~」「ピアス四つ」「泡を抱く」句の批評ありがとうございます。
「露はに」が不要、という指摘は、言われるまで全く気づきませんでした。勉強になります。
作句に当たって、動詞については気にしていましたが・・・。
さて、御句、拝読いたしました。
・「富士の笠雲」が季語(「冬の雲」の子季語)と言うことを初めて知りました。実景・遠景としてなら、私は数日前に見たような気がするのですが・・・・、これも「われから」同様に、都人の優雅な共同幻想みたいなものでしょうか。
・初読時、「泣きっ面」という表現から、天候が悪くなるから、人(参拝客・登山客)が寄ってこなくなって商売あがったり、という俗な感情を富士山じたいに思わせたように読んだのですが・・・、冬となると、そもそも登山道を閉めてしまっているのでした。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 0
「がはがはと飛び入る河の冷やかさ」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: がはがはと飛び入る河の冷やかさ
げばげばさん、こんにちは。
「泡を抱く」句の批評ありがとうございます。
イサクさんにお礼コメントしに行こうとしていたら、しりとりしているそうで、辿ってこちらからコメントをさせていただきます。
「われから」。手元の歳時記2種類には収録されてなく、Web上の歳時記「きごさい歳時記」では「何の虫かははっきりしない」ものとして記載し、例句も無し。Wikipediaによれば、甲殻類のワレカラが季語「われから」の正体最有力候補のようですが、作句例はどれも「鳴く」ものとして使用。
「昔から、藻に付いて鳴くという正体不明の虫」として使わない限り、甲殻類のワレカラ自体は季語ではない、でいいのでは無いかと思っています(汗を拭かない「ハンカチ」が季語ではないというのと同様に)。
なので、この拙句は、一週振りに顔を出した道場への挨拶句くらいに見ていただければ。
Webで画像検索して、いろいろな天の川の写真とにらめっこ中。土日のうちに、もう少しマシな「天の川」俳句を投句したいとは、・・・思っています。
さて、御句、拝読いたしました。
・「がは」から始まる句ということで創出したオノマトペにオリジナリティを感じます。
(私が「がは」で始まる句を作るなら「側よりも中身~」みたいな句になるでしょうかね)
・卓鐘さんもご指摘の「飛び入る」の主語の省略が気になります。(「私」が)川にダイブして冷たさを感じる、とすると「がはがは」と表現しているのはなんだろう、という第一印象でした。
提案句とせず、参考に置いておきます。動詞「飛び込む」を消し、「川の流れ」とするものです。
がはがはと川の流れの冷ややかさ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
「天の川ドーナツの輪のトポロジー」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 天の川ドーナツの輪のトポロジー
知世さん、こんにちは。
「ピアス四つ」句の批評ありがとうございます。
Tシャツ・Gパン姿で、腕にアルファベットとか幾何学模様の入れ墨なんかだと、慣れてしまって大して驚かないのですが、和装の人で、蝶々やら花やらのデザインのものだとギョッとします。いろいろな人が着る一種の制服みたいな衣装「浴衣」だからこそ、これと入れ墨との組み合わせには驚きを覚えます。
「正しく着る」の発想は素晴らしいと思いました。浴衣を着ているその人をより具体的に描く。ただ、この浴衣の人が具体的にどういう人かと、まじまじと観察するほどの勇気は、私にはないのですが・・・。
さて、御句、拝読いたしました。
正直なところ、「トポロジー」も「位相幾何学」も、徹底して文系で育った私には縁遠く、(説明を聞いたところで、きっと)よくわからないのですが、ドーナツを眺めていると、幾何学を発想し、この発想が銀河にまで飛躍していった、ということでよいでしょうか。
ドーナツの穴に幾何学天の川
これくらいでどうでしょう。
ついでに、よく聞きわするけれども、実のところ、意味の解っていない用語で俳句を作った(?)ので置いていきます。
イーイコールエムシー二乗天の川
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
長谷機械児さんの俳句添削依頼
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