「俳句二字しりとりルールのご相談」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 俳句二字しりとりルールのご相談
こんにちは。
思うところはあるものの、私としては、「今のままでよくない?」です。
案1…作句と添削が同じ形式で混在する状態は、混乱するのでは?(たとえば、三つ前の句に対する添削コメントが入ってきたりする)
案2…寧ろこのしりとりが埋もれてしまう恐れ(一日置いておくと随分と下に行ってしまうので、今一番新しい投句はどれか探すのが面倒になるのでは?)
案3…しりとりはそんなに長く続かない気がするから、システムに手を加えるほどでは無いように思う。
案3で「しりとりはそんなに長く続かない気がする」と書きましたが、課題はこっちじゃないかと。
これまでのいくつかのしりとり俳句で、「しりとりだから仕方ない」という諦めのような感覚を作句時、鑑賞時に抱いたことがそこそこあったように思われ、これが他の投句との差に顕れてくると思います。
コメントの句意からすれば、上五はそうじゃない、と思っても、しりとりで思いついた語がこれだから仕方ない。
下五は「かな」「けり」で終らせた方が形になると思うが、後に続くことを思うと気が引けて使えない。
作句の動機付けが増えるのは大歓迎で、数珠つなぎも結構なこととと思います。そして、この道場に一句として投句する以上、今までの形で投句・添削の形であってしかるべきと思います。ただ、俳句一句としても“しりとり”としても成立させ続けるのは、思った以上に厳しい縛りだと感じます。
点数: 1