俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の82ページ目

「目閉づれば草刈り音の残暑かな」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 目閉づれば草刈り音の残暑かな

負乗さん、「社会的~」句の感想ありがとうございます。

御句について。

・「草刈り音」という語に、手作業でジャッジャッと鎌を振るう音のことかと思っていたら、エンジン音でした。
・「草刈り」と「残暑」で季重なりとは、他の方のコメントで私も初めて知りましたが(こんなところにも生活季語トラップ)、「目を閉づ」ということは、聞こえるエンジン音が草刈り機によるものかどうかは、どちらでもよかったとか?

以下、参考として。季重なりは「残暑」を残し、エンジンの音であること明確にした句を措いていきます。

 エンジンの振動音に残暑かな

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「老猫のあだ名を呼べば秋うらら」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 老猫のあだ名を呼べば秋うらら

卓鐘さん、「社会的~」「しまなみ」句の感想ありがとうございます。

御句について。

・「秋うらら」(秋でありながら、冬の到来を忘れさせるような陽気)に取り合わせられたこの老猫は、老いてなおまだ元気な感じと読みました。子猫の頃ほどではないにしろ、呼んだら鳴くし、寄ってもくる。
・「呼べば」(=呼んだので)と理由付けになっているところは、切ってしまってよいのでは、とも思います。

以下、参考句です。

 老い猫をあだ名で呼びぬ秋うらら

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「配達のカブを停めたり天の川」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 配達のカブを停めたり天の川

げばげばさん、「だいだらばう」句の感想ありがとうございます。

御句について。

・「カブ」か「バイク」かのどちらかとするなら、景色として「カブ」が具体的でよいでしょう…といったコメントをしようとしていたら、なおじいさんの句宛てに既に言及されてました。
・あとは、句外のこととして。新聞配達のカブということなので、この景色は未明(まだ天の川が見える時間帯で、新聞配達としては仕事真っ最中)の景色だったというのが、私の初読とは違っていた、ということくらいでしょうか。初読では、私は新聞配達はイメージしておらず、配達仕事が終わって夜になって、店に戻る途中にふと一息ついて停めたものとして読んでいました。どちらの景色が良い景色というわけでもないでしょうが。

よし造さんの提案句は良いと思います。というか、この中七連体形(だけど、意味的には下五の名詞とは切れている)の句形に挑戦してみたいなあ、と思案中です。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「俳句二字しりとりルールのご相談」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 俳句二字しりとりルールのご相談

こんにちは。

思うところはあるものの、私としては、「今のままでよくない?」です。

案1…作句と添削が同じ形式で混在する状態は、混乱するのでは?(たとえば、三つ前の句に対する添削コメントが入ってきたりする)
案2…寧ろこのしりとりが埋もれてしまう恐れ(一日置いておくと随分と下に行ってしまうので、今一番新しい投句はどれか探すのが面倒になるのでは?)
案3…しりとりはそんなに長く続かない気がするから、システムに手を加えるほどでは無いように思う。

案3で「しりとりはそんなに長く続かない気がする」と書きましたが、課題はこっちじゃないかと。
これまでのいくつかのしりとり俳句で、「しりとりだから仕方ない」という諦めのような感覚を作句時、鑑賞時に抱いたことがそこそこあったように思われ、これが他の投句との差に顕れてくると思います。
コメントの句意からすれば、上五はそうじゃない、と思っても、しりとりで思いついた語がこれだから仕方ない。
下五は「かな」「けり」で終らせた方が形になると思うが、後に続くことを思うと気が引けて使えない。
作句の動機付けが増えるのは大歓迎で、数珠つなぎも結構なこととと思います。そして、この道場に一句として投句する以上、今までの形で投句・添削の形であってしかるべきと思います。ただ、俳句一句としても“しりとり”としても成立させ続けるのは、思った以上に厳しい縛りだと感じます。

点数: 1

長谷機械児さんの俳句添削依頼

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長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

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