長谷機械児さんの添削最新の投稿順の81ページ目
「目閉づれば草刈り音の残暑かな」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 目閉づれば草刈り音の残暑かな
負乗さん、「社会的~」句の感想ありがとうございます。
御句について。
・「草刈り音」という語に、手作業でジャッジャッと鎌を振るう音のことかと思っていたら、エンジン音でした。
・「草刈り」と「残暑」で季重なりとは、他の方のコメントで私も初めて知りましたが(こんなところにも生活季語トラップ)、「目を閉づ」ということは、聞こえるエンジン音が草刈り機によるものかどうかは、どちらでもよかったとか?
以下、参考として。季重なりは「残暑」を残し、エンジンの音であること明確にした句を措いていきます。
エンジンの振動音に残暑かな
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
「老猫のあだ名を呼べば秋うらら」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 老猫のあだ名を呼べば秋うらら
卓鐘さん、「社会的~」「しまなみ」句の感想ありがとうございます。
御句について。
・「秋うらら」(秋でありながら、冬の到来を忘れさせるような陽気)に取り合わせられたこの老猫は、老いてなおまだ元気な感じと読みました。子猫の頃ほどではないにしろ、呼んだら鳴くし、寄ってもくる。
・「呼べば」(=呼んだので)と理由付けになっているところは、切ってしまってよいのでは、とも思います。
以下、参考句です。
老い猫をあだ名で呼びぬ秋うらら
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
「配達のカブを停めたり天の川」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 配達のカブを停めたり天の川
げばげばさん、「だいだらばう」句の感想ありがとうございます。
御句について。
・「カブ」か「バイク」かのどちらかとするなら、景色として「カブ」が具体的でよいでしょう…といったコメントをしようとしていたら、なおじいさんの句宛てに既に言及されてました。
・あとは、句外のこととして。新聞配達のカブということなので、この景色は未明(まだ天の川が見える時間帯で、新聞配達としては仕事真っ最中)の景色だったというのが、私の初読とは違っていた、ということくらいでしょうか。初読では、私は新聞配達はイメージしておらず、配達仕事が終わって夜になって、店に戻る途中にふと一息ついて停めたものとして読んでいました。どちらの景色が良い景色というわけでもないでしょうが。
よし造さんの提案句は良いと思います。というか、この中七連体形(だけど、意味的には下五の名詞とは切れている)の句形に挑戦してみたいなあ、と思案中です。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
「キティちゃん測りし後の林檎パイ」の批評
長谷機械児さんの俳句添削依頼
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