俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削投稿の古い順の80ページ目

「草を食み昼に枕する蓬もち」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 草を食み昼に枕する蓬もち

奈弓さん、はじめまして。

御句について。

指摘は他の方が十分されているので…。

旅人ならば、「草」を「枕(に)する」という、素直な表現の方がいいかな、と

 草餅を昼餉としたる草枕

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「秋の灯や名付け事典のドッグイア」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 秋の灯や名付け事典のドッグイア

げばげばさん、こんにちは。

御句について。

テーマ「家族」の句で、「家族」「一家」といった語も、何の続柄も出さないというのは、(俳句の形は基本型ですが)かなりチャレンジの句と見ました。で、それが成功しているかというと…。
イサクさんの指摘に重なりますが、家族のどの一面を切り出したかが伝わらないという感じはします。これから名付ける景ならば「我が子」、自分の名前のところのページが折られているのをみつけた景ならば、名付けた「親」。意識の向き先が複数あり得て定まらない感じ。

添削は、「名付け事典」「ドッグイア」ともにそこそこ音数があって、難しい…。

 長き夜の名付け事典にドッグイア

…「の」を「に」に変えたりして、今行っている動作にならないか…、いや、やはり苦しいか。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「母握る爆弾むすび運動会」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 母握る爆弾むすび運動会

郁爺さん、こんにちは。

御句について。

・句の意味は想像できます。運動会は応援に行く親の準備もいろいろ大変そう(観覧席の席取り、カメラの用意、我が子の出番はいつ頃だ…)。遠足のように子を送り出したらそれっきり、では済まないので、弁当なんてものもいつもより豪快な作りに…。
・動詞「握る」は要らないと思います。これはもう助詞「の」で済むところではないかと。

 運動会母の爆弾むすびかな

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「注ぎたる黄金の古酒や秋の宵」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 注ぎたる黄金の古酒や秋の宵

いるかさん、こんにちは。

御句について。

・「秋の宵」だけでなく、「古酒」も秋の季語だったりします。
・上五の動作の動詞「注ぎたる」は他に何かないものか、という気になります。

「古酒」はとりあえず「酒」にして、動詞を動作以外のところに変えて、
(「中七や切れ」の型はそのままにしておかなければならなくて…)

 金色を帯びたる酒や秋の宵
 黄金を纏へる酒や秋の宵

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「往来で一人立ちたりそぞろ寒」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 往来で一人立ちたりそぞろ寒

いるかさん、こんにちは。

御句について。

・助詞「で」は別のものに変えたいなあ、と、他の方の提案も「に」に変わっていたりしますが。
・第14週では「季語が動く」という話があり、季語以外の表現が十分でないことが原因に挙げられています。この上五中七も、「往来」(街)、「一人」「立つ」…もうちょっと詳しい何かが欲しいと思います。

コメントで、「一人寂しく街で呑んだ後」とあるので、これがわかるような言葉を入れて(詳細知らないので想像ですが)、
(かつ、「中七や以外切れ」で…)

 スナックを出て独りなりそぞろ寒

あるいは、季語を上五中七に持ってきたり出来ないか、

 酔覚めの街夜寒なり我一人

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

父と子を追ふ夏休の掃除機

回答数 : 7

投稿日時:

大南風やくざな鳥の来て騒ぐ

回答数 : 3

投稿日時:

汗ばむやネクタイにつながれしまま

回答数 : 6

投稿日時:

ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

回答数 : 2

投稿日時:

清姫の鹹き恋さくら餅

回答数 : 3

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

ツチノコの棲む洞窟か夏休み

作者名 たけたけ 回答数 : 4

投稿日時:

ことさらに熱き茶を淹れ暑に耐ふる

作者名 久田しげき 回答数 : 0

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蝶々やおにぎりの具は塩こんぶ

作者名 葉月庵郁斗 回答数 : 14

投稿日時:

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