「花冷えや引越し部屋の鍵掛くる」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 花冷えや引越し部屋の鍵掛くる
こんにちは。
こんなのは如何でしょう?
花冷えの部屋引き払ふ鍵掛くる
・下五に置いた「鍵掛くる」は、退去の最後の一瞬間を切り取る語として良いと思いました。
・他の方のコメントにもありますが、「引越し部屋」という言い方には引っかかりを覚えましたので、別の語に言い換え(動詞が多くなりましたが…)。
点数: 0
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 花冷えや引越し部屋の鍵掛くる
こんにちは。
こんなのは如何でしょう?
花冷えの部屋引き払ふ鍵掛くる
・下五に置いた「鍵掛くる」は、退去の最後の一瞬間を切り取る語として良いと思いました。
・他の方のコメントにもありますが、「引越し部屋」という言い方には引っかかりを覚えましたので、別の語に言い換え(動詞が多くなりましたが…)。
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回答者 長谷機械児
添削した俳句: 草叢に小さい宇宙や蒲公英
こんにちは。
こんなのは如何でしょう?
道の辺に蒲公英といふ小宇宙
・「宇宙」を発見する場所としては「草叢」よりももっと何気ない場所がいいのではないかと、「道の辺」に。
・素直な発見の句というものは、別に破調を試みなくても良いように思い、五七五の定型に。
・多数の小さな花が集まって一つ花の形を作る、というのはタンポポに限ったことではない(アザミとかシロツメクサとか)ものの、その後の球状の綿毛の姿など想像すると、タンポポという植物に対する「宇宙」という把握は悪くないと思いました。が…、
「タンポポ 宇宙 俳句」とgoogleで検索すると、NHK俳句(2019/04/07放送)の特選句が見つかったりして、「蒲公英」×「宇宙」は既に先行句のある組み合わせ。もうちょっと工夫が要るのかな、とは思います。
点数: 0
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 降る雪やいちご白書をもう一度
「エイジちゃん」さん、こんにちは。
御句について。
歌の内容の要約を五七五に収めました、というのだと宜しくないと思いますが、歌のタイトルを拝借したところで叱られやしないと思います。(この歌のタイトルからして、映画の題名を拝借していたり…)
「降る雪や」とくると、
降る雪や明治は遠くなりにけり/中村草田男
どうしてもこの句がまず想起され、御句は、上五も中七下五も一緒になって、ひたすら昔を振り返っているように見えました。
中七下五に昔を振り返る感慨が十分にあるので、上五は、「別の季語ないものかなあ」と思います。
同じ雪の季語ですが、
風花やいちご白書をもう一度
とかどうでしょう。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 寒月や漢字読めずに蜜柑喰ふ
もんなさん、こんにちは。
コメントにある「ひとまずみかんを食べてみる。」…「ひとまず」が良いなと思いました。
季重なりでどちらを残すかは当然「蜜柑」で、
読めぬ漢字ありひとまづ蜜柑食ぶ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 日を受けてクレンの空は春近し
「エイジちゃん」さん、こんにちは。
御句について。
「日」で始まった句の描写の行き着く先が「空」というのは、話が元に戻っているような感じがしました。
「空」をクレーンの別の描写に変えるか、「空」という語をを消すか、といったところ、
日を受けてクレーンの立つ春隣
日を受くるクレーンや春遠からじ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
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