「停電の町に満月しづかなり」の批評
回答者 げばげば
添削した俳句: 停電の町に満月しづかなり
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
佳い句ですね。ひとつひとつの街の灯にある営みがしずまりかえるような地上と、天にはまあるい月が煌々と。ひんやりとした秋の夜でよかったなあ。月明かりを楽しむ余裕がある。わたしんちは18号台風の停電はまだ残暑でたいへんだったからなあ。
イサクさんから、や、を、など提案が出ましたね。どれも少しずつ印象がちがいますね。
わたしは「を」がお気に入り。「に」だとその一点という舞台背景な感じ。「を」だと、その街の空間や時間までが感じられて、静けさが際立ちます。
停電の町を満月しづかなる
点数: 1