俳句添削道場(投句と批評)

げばげばさんの添削得点の低い順の1044ページ目

「ぬるぬると温む手と足田を植うる」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: ぬるぬると温む手と足田を植うる

こんにちは。
横から失礼します。
助詞マスターが来てくれるといいのですが、私が代弁です!

に、を、問題です。
道の辺に、これは文字通り場所を表す「に」となるので、道のほとりという場所、その一点にあるようなイメージです。
道の辺を、「を」となると、空間時間を含む助詞になるので、道のある一点というより、今歩いている道のほとり全体の空間や歩いている時間などが表現できます。そこに時間軸が生まれ、そのあたり一体を白きざわめきがある、そしてそんな時間を楽しんでる感じの奥行きが出る効果があります。
「の」は、ざわめきを名詞的に「を」は動きのあるものとして捉えてる感じがします。
この辺りは詠み手の意思によって選択していくものなのですが、微妙に届く光景や印象がかわります!
「へ」は、ざわめきがなかった道のほとりへ、ざわめきが移動してきた、という、道のほとりへの矢印が感じられます。

助詞って奥深い。今私も絶賛勉強中です。

点数: 5

「初生りの胡瓜届くや宵の酒」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 初生りの胡瓜届くや宵の酒

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

佳い句ですね!気持ちいい!
一点あるとしたら、届く。届くは、起きたことの報告なので、ここの三四音を胡瓜の描写に回すと、日記的に置く俳句から少し転換するかもしれません。

初生りの胡瓜〇〇〇〇宵の酒

何がいいでしょう。いろいろありますね。たとえば
視覚、触覚、味覚

初生りの胡瓜あかるし宵の酒
初生りの胡瓜ずつしり宵の酒
初生りの胡瓜じゆんわり宵の酒

点数: 5

「家人なき庭に紫陽花咲きにけり」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 家人なき庭に紫陽花咲きにけり

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

御句。いい雰囲気が出ています。誰もいない家に紫陽花は咲き続ける対比。

このままでもいいですよねー!
家人なき、に少し説明したい気持ちが出てはいます。誰もいないのだろうなあとこちらが推測したのであって、見たものはからっぽの家なので。

あぢさゐの満ちて屋敷のがらんだう

点数: 5

「蝶々や錆びたるメリーゴーランド」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 蝶々や錆びたるメリーゴーランド

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

入選句は平和にある色に対する発見。こちらは取り合わせ真っ向勝負。そういう意味では、入選句の方が詩があるようには思います。「蝶交じる」というのは蝶が交む様子でしょうか?

掲句も悪い句ではなにと思います。「錆」はもしかしたらあるある句材とされたかも7しれませんが。語順的には、下五に蝶の季語を持ってきたいです。メリーゴーランドの景が蝶より大きくて、ズームアウトしたら蝶が見えなくなった印象があります。先に木馬をみせておきたい。

錆色の回転木馬蝶の恋

点数: 5

「泉汲む知恵出ない日の神頼み」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 泉汲む知恵出ない日の神頼み

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます!

御句。これです!やっぱりいいですね。神頼みっていうのがなおじいさんっぽくて、なおじいさんの人柄を表している感じがします!

句の種は湧き出づるもの泉汲む

これくらいで、川柳と俳句のぎりぎりの俳味を狙うっていうのはいかがでしょう!
なおじいさんの他の方へのコメントを読みながら、この道場はこうでないと、と思っております!

点数: 5

げばげばさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

初開き猪口の底ひの二重丸

回答数 : 18

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秋の暮ぽかんと開く焼却炉

回答数 : 27

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裏山の冒険ねぎの剣さげて

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胸骨は鳥かごに似て銀河濃し

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目高散れおのれの好きないろになれ

回答数 : 14

投稿日時:

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その他の添削依頼

路灼けて剥がれてしまひさうな影

作者名 耳目 回答数 : 6

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要望:厳しくしてください

冬の霧川面ゆるりと流れゆく

作者名 久田しげき 回答数 : 1

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夏嫌う冬の貴方や冬嫌う

作者名 柿の種 回答数 : 4

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