俳句添削道場(投句と批評)

げばげばさんの添削得点の低い順の1024ページ目

「草叢に小さい宇宙や蒲公英」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 草叢に小さい宇宙や蒲公英

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。今回に584は口に出してみると少しつまる調べなのに、内容は壮大で、心情と調べがマッチしないかもしれませんね。調べを崩して内容とぴたりと来るときもありますし難しいですよね。

草叢に、という場所が限定されたことで、初めから小さい場所にある宇宙と限定されたことも少し気になります。意外な場所なら別ですが、草叢なら、そうだよなあ、となる五音となりそう。
ここでこそ、私はそう感じるけど、みなさんはそう思いませんか?と提示する、かな、が効きそうな気がしますがいかがでしょうか。

たんぽぽのむれて小さき宇宙かな
たんぽぽの満ちて小さき宇宙かな

実際の景を見たら動詞はかわるかもしれません。
こま爺さんのこまやかな優しい視線で、やさしい句をまた見せてくださいませ。

点数: 3

「夕風や蓬の予熱がまだある」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 夕風や蓬の予熱がまだある

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

夕方になってもまだ蓬に熱が残ってる、発見ですね。
がまだある、のリズムが気になります。
こんな感じはいかがですか?

夕べなほ蓬に余熱ありにけり
をちこちに夕日の余熱よもぎ摘む

点数: 3

「白き蝶白き画帳に止まりけり」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 白き蝶白き画帳に止まりけり

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。けり、が効いてますねえ。
いまはって止まったことに気づいた、そんな同化してる感じの発見が、けり、で伝わってきます。
普通なら色のある蝶をもってきて、画帳を彩ったみたいに詠みがちですが、そうなると類の範から脱けない。そこまでの白さに春の発見を感じました。好きな句ですねえ。

点数: 3

「エプロンの蝶の解ける花曇」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: エプロンの蝶の解ける花曇

こんにちは。
げばげばと申します。

御句。めちゃいいですねえ。結び目を蝶と見立てて、それが解ける感覚と花曇の感覚をニュアンスで取り合わせてる。取り合わせの感覚が鋭いなあと感じました。

そのままで。あるいは、軽い切れで、
エプロンの蝶の解けて花曇

これくらい関係ないのに微かに触れ合う感じがとても好きな句です。

点数: 3

「聞えくる下校のチャイム夕桜」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 聞えくる下校のチャイム夕桜

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。夕桜と下校チャイム、いいですね。
下校なら夕、が省けるかも、チャイムなら上五は省けるかも、など、省けることばはないかなあ、と推敲していくと、さらに奥行きをませるかも。

音数に余裕できたら何をしますか?
これは実景ではないかもなので、添削提案ではありません。

花影や下校チャイムのハウリング

点数: 3

げばげばさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 21

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秋の暮ぽかんと開く焼却炉

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裏山の冒険ねぎの剣さげて

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胸骨は鳥かごに似て銀河濃し

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目高散れおのれの好きないろになれ

回答数 : 14

投稿日時:

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