俳句添削道場(投句と批評)

げばげばさんの添削得点の低い順の1018ページ目

「片方だけつける手袋冬構え」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 片方だけつける手袋冬構え

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。冬構とは、どんな季語でしょうか。
冬の寒さが厳しい地方では、風除けや雪除けを家の周囲に施し、本格的な冬に備える。

よし今から冬構をするぞ!という人が片方だけ手袋をしてるように感じました。恋の手繋にはつながりませんでした。ちなみに手袋は季語なので、手袋で詠んだらよいかもしれません、冬構でなくても。
ぜひぜひ歳時記と仲良くなってほしいです!歳時記を読んでたらたのしいですよー。例句がたくさん載ってるのをおすすめします。いつまでも読んでられます!

点数: 3

「棟上げの夕べなほらひ居待月」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 棟上げの夕べなほらひ居待月

こんにちは。
げばげばと申します。

直会とは素敵な言葉。私も家を建てたときは、上棟式やりました。神社がスキなので一通りやっていただきました。
夕べ、なをらひ、とぷつぷつ切れている感じを解消してもいいかもしれませんね。

なほらひは棟木のにほひ居待月

点数: 3

「小説の人物多き夜長かな」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 小説の人物多き夜長かな

こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます💫

御句。夜長送りましたかー。私も三句送るの決めてるんですが、最近残り二日くらいに浮かんだ句が選に入ってるので、もう少しねばります。

小説の人物というのが少しアバウトで、もう少し寄っていきたいのですが、ジャンルが変わってまうかな。

アリバイの無きひと多き夜長かな

点数: 3

「水澄むや底には獣らしき骨」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 水澄むや底には獣らしき骨

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。水が澄んだから底が見えるという因果はついてまわります。
一方で、底、をなしにして、水澄むと獣の骨だけを取り合わせるには少し遠い気がするし、チャレンジング。
それを真珠めくで、澄んだ水の中の骨を喩えて描写を補強するイサクさんの提案はさすがなのです。

点数: 3

「秋桜さやけき朝の乱れ髪」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 秋桜さやけき朝の乱れ髪

こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます。

再勉強をはじめられて、俳句に対するガチの思いが感じられるので、私はこの悔しがり方を見てうれしくなります。私も精進精進って言いながらがっちり凹みます😊
真剣に真剣に返事しますね。(いつも真剣やけど)

まず掲句。「乱れ髪」の指摘は出ていますね。言葉としてどこか少し詩的な空気を醸すワードなので、危険なのかもしれません。
また乱れ髪には、寝起きの乱れ髪なのか、きぬぎぬの乱れ髪なのか、いろんなニュアンスがあると思うのですが、その想像を補強するための中七であるか。
私はこの中七の方が気になりました。
季語「さやけし」と重ねてまで、イメージっぽい朝しか提示できていないので、どういう秋桜をイメージすればよいのか悩みました。

そして、入選句。だんぜんこちらが好きです。
木偶の坊という着地に驚きがあります。コスモスと木偶の坊、水曜にいける取り合わせのように思います。
しいていうならば、中七。
今回は季語を含む十二音の型を選んだのに、中七が野を行く風。
季語の描写を補強できているか、という部分でゆるかったのではないかなあ。
今回の月火の句を見ていて、コスモスに「風」は本位として内包されてそうな気がしたし、「行く」という動詞が推敲の余地がまだあるかもしれません。
「コスモスの野や」でも同じくらいの映像が想像できているような気もします。
そうすれば、唐突に出てくる木偶の坊が登場する必然性をもう少し残りの数音で足せたかもしれません。

私ごとき2年目がいろいろ偉そうに書きましたが、卓鐘さんの、何でも言ってくれ、打ってくれ、という言葉には胸を撃たれます。とにかく俳句が好きでうまくなりたいという思いを日に日に感じるので、わたしも負けずにがんばろーと常に刺激をもらっています。ありがとうございます!

点数: 3

げばげばさんの俳句添削依頼

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