俳句添削道場(投句と批評)

げばげばさんの添削最新の投稿順の1017ページ目

「向日葵は骸となりぬざまあみろ」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 向日葵は骸となりぬざまあみろ

こんにちは。
いつも深いコメントありがとうございます!
とても楽しく読ませていただいています。

拙句、夏の月、これはなかなか類想から抜け出ない句でしたね。ありのままに光景を写生することを鍛錬しようとする中でも、自分の気持ちや衝動みたいなものを俳句にすることにもチャレンジしたくなるのですが、だいたい失敗します。どこか見てきたような言葉に酔っているようになるからでしょう。

さて、御句。またまたおもしろいなあ。初見では、向日葵、骸?ん?ざまあみろ!おー。という感じでしたね。驚きや裏切りも一つの俳句だとするならまんまとやられました。
向日葵って太陽に向かっていくキラキラしたやつで、それに対してざまあみろって思ってるってことなの?そうなの?とコメント見たら、ルサンチマンの句って書いていて、そしてまた、おー、となりました。

向日葵の骸なので季感が、、という話は抜きにして、向日葵の花でなく、骸に視点が行くところがいいですよね。そういう意味では、知世さんの衝動を出した句として成功しているのではないでしょうか?私としてはそういうのは好きですね。

語順をいろいろ考えてみました。

ざまあみろ骸となりし向日葵よ

とすると、どうかな。インパクト、骸?何の?向日葵!
うーん、やっぱり原句を楽しみます。

点数: 1

「夏休みうさぎのいない兎小屋」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 夏休みうさぎのいない兎小屋

こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます!

うさぎのいない兎小屋、いいですね。
夏休みになって、活気のある学校がなんだか空っぽになっている空気感を感じました。
兎は冬の季語ですが、冬の季語ですが、ここでは、飼育小屋ですし、そもそもいないので、季語ではないんですよね。蜂のいない蜂の巣と同様に。勉強になります。

夏休み、とても難しいお題なんですが、活気のある側でなく、みながいなくなった方に焦点をあてたと捉えました。いいですね!

原句のまま味わわせていただきます。いつもありがとうございます。

点数: 0

「炎昼の汗心地よき田舎道」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 炎昼の汗心地よき田舎道

こんにちは。
はじめまして。げばげばと申します。
人生初の俳句いいですね。私も駆け出しですが、どっぷり俳句に浸かっています。

御句拝見しました。
まず、五七五で詩を作ろうとした時点で俳句だと言っていいと思います。
一方で、季語は17音の中でけんかしないように一つにしようという考えもあります。今回は「炎昼」と「汗」が夏の季語なので二つ入っていることにはなります。

そして、コメントを見ていると素敵と思った光景がいろいろある中で、季語を「炎昼」と選んだところです。「炎昼」は光景のない季語で夏のじりじりと暑い感じを醸し出す季語ですが、どちらかというと田 奈さんの心情としてはさわやかさが出したいのではないかと思います。その場合は「炎昼」より「梅雨明け」とか「夏深し」とか爽やかな季語がよいかもしれません。

あとは、具体的な光景をどう描いていくか。まず田舎道というのは、ただの道でなく田舎道なので、読者の想像をかきたてるのは効果的です。「夏雲」や「向日葵」を季語とするのも一つの手ですね。どこを映像いしたいかを絞っていくとよいと思います。

梅雨明けや緑黄色の田舎道
スーパーの袋片手に夏の雲

一例です。少しずつ具体的な光景を入れてみました。
具体的であるほど、読み手の味わいが深くなります。ぜひ、いろいろ俳句を詠んで失敗して推敲してを繰り返してみて下さい。このサイトのみなさんは、厳しくも的確な言葉をいつもくださいます。私も勉強中です。他の方の句をどう思うとコメントするときにも勉強になるので、ぜひコメントもしてみてください!

点数: 1

「やられたらやりかへすまで冷奴」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: やられたらやりかへすまで冷奴

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

御句拝見しました。
面白いですね。冷奴という措辞のおもしろさもあります。最初は冷奴を食べながらビールでも飲んでいるのかなと思いましたが、いや冷たい奴ってことかな?と思ったらコメントではそう来ました!
やられたらやりかえすという運びになるとおかしみの度合いが少し流行語川柳のようになるのがもったいない気がしますが。なにくそーと思いながら、虎視眈々と冷静にということでしょうか。

私は原句そのまま味わわせていただきます!

点数: 1

駅弁の隅に杏子のひとかけら

回答者 げばげば

添削した俳句: シウマイ弁当に一片の杏子

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

崎陽軒のシウマイ弁当有名ですよね、私まだ食べたことないんですよ。でも、口をそろえて、あのオレンジのやつが好きって言うんですけど、それが杏子のことですよね。御句、十分、杏子にクローズアップされているように思いますが、シウマイ弁当のラインナップのようにも見えたりするので、提案句。

駅弁の隅に杏子のひとかけら
駅弁の隅に小さき杏子かな

シウマイ弁当、崎陽軒の弁当ということを捨ててしまってすいません。駅弁の方が、新幹線の中で食べている崎陽軒弁当の光景が出るかなと思いました。いかがでしょうか?句意に沿いますでしょうか?

崎陽軒弁当、お取り寄せとかできるのかな。チャレンジしたいです!

点数: 1

げばげばさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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