俳句添削道場(投句と批評)

74さんの添削最新の投稿順の3ページ目

ろくろ首這うほど垂るる残暑かな

回答者 74

添削した俳句: 俳句二字しりとりゲーム実施中

61句目 前句:紅葉してさざめく波はより白く

皆さんの即興がすごくて「ろく」…ろくろ首!から無理やり作るのがなんとも言い難いですね…

次は「かな」

点数: 1

「新しき瘡蓋を剥ぐ八月尽」の批評

回答者 74

添削した俳句: 新しき瘡蓋を剥ぐ八月尽

こんばんは。いつもお世話になっています。
げばげばさんの精力的な投句になかなか追いつけませんがコメント欄含めて学んでおります。

八月尽、月尽でシリーズですね。
八月という特別な月と夏の終わりをしみじみと思う気持ちとただ8月31日であること両方の意味が上五中七に響きますね。
八月尽で調べたらなんとかさぶたで他の方も詠まれてるようで…しかしげばげばさんの「新しき瘡蓋」はオリジナリティのある措辞になってますね。
しかし、卓鐘さんのコメントのように私も「新しき」には引っかかりを覚えました。何故なのか…終わりとの対比としては良いはずなのですが。新しい瘡蓋、膜になっただけではないですよね、多少は乾いていて剥ぐ動作ができるけど中央付近がまだ新しい皮膚ができてない感じ…うーん、触感を描写できたら生々しくなりそうだとは感じるのですが、瘡蓋を剥いだりしないのでわかりません…(笑)
コメント書きながら気付きました。新しきでふわっと匂わせるのではなく、瘡蓋を剥いで血を流す・傷を抉るような雰囲気を生々しく描写してくれたらしっくり来るなーという印象を抱いたのだと思います。
滲む爪、肉抉り、パッと思いつく描写だとこれじゃない感があるので難しいですね。実体験(のはず)ならそのときの感覚をメモに書き出すと描写の幅が広がりそうですね。

ちょっと引っかかるなーに長々と拘りました、すみません。そのままで句意が伝わる良句だと思います!

点数: 1

「秋晴を吾子の長靴かぽかぽと」の批評

回答者 74

添削した俳句: 秋晴を吾子の長靴かぽかぽと

こんばんは。いつもお世話になっています。
御句、最高です!
「秋晴や」とカットを変えなかったから、親が並んでずっと歩いているような印象が出ていると感じます。子どもの楽しさが下五の「かぽかぽと」の音の描写で伝わりますし、それを隣で手を繋ぐか近くで見守りながら一緒に歩いているんだな…と親目線全開で読み取りました。
このままの方が断然良いと思いますが、「や」の方がいいんですかね?それだと吾子よりは「子ら(よその子含む子どもたち)」と詠む方が自然と感じます。重ねて言いますが親目線です(笑)

長靴のちょっと特別な雰囲気がきっと楽しいんですよね。お子さんの長靴ブームの俳句での切り取り大成功ではないでしょうか?

点数: 2

「しゃがみこみ二人あやとり秋麗」の批評

回答者 74

添削した俳句: しゃがみこみ二人あやとり秋麗

こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
浴後の子の句へ共感ありがとうございます!やっぱりあるあるなんですねーさっき食べ終わったはずでは!?などいちいち驚いたり面白くなったりしますね。
お風呂上がりの子は最近になって肌着を着るのだけ泣くほどイヤイヤする時期になりました…冷えるから早く来て欲しくて半ば強引に着せています(笑)
毎日可愛い一面を見せてくれるので全部俳句にしたいところですが、つい写真や動画を撮ったりそのまま子どもと過ごす時間を楽しんで終わりがちです。何かの兼題でそういえば!と思い付いたときがチャンスだと思っています。

御句拝読しました。
いいですねー「しゃがみこみ」で人物を示唆して、「二人」で限定して、「あやとり」で子ども同士が遊んでるのか!と気付かせる構成が良いです。季語の秋麗は皆さん仰るようにひらがなで「秋うらら」とする方がやわらかな印象になりますね。それはそれとして下五に季語を置くことで立てられているのも良いですねー全体を読み終わって改めて映像を思い浮かべると穏やかな秋の日にしゃがみこんであやとり遊びをする子どもたちを見守っている光景が見えてきます。
イサクさんのコメントのように場所を限定したいですね。その方が思い出としても鮮やかになると感じます。庭やテラス、家の周辺の屋外を指す言葉から選んで残りの音数と相談して「しゃがむ」か「子どもたち(二人)(子ら)」で作ると良さそうですね。
思い出として全部ギュッと詰めるなら「しゃがむ子ら」と「場所」と「あやとり」で12音を作ることになりますね。ちょっと詰め込みすぎで俳句としては窮屈になるかも?でも「しゃがむ子ら」でどうにかしたいですねー屋外を示唆する3音はないでしょうか…「おんも」を見つけましたが上手く全部入れて12音にはできませんでしたorz

はやさんのお子さんへの観察力と描写の取捨選択で既に良いと感じるので、今後の更なる飛躍が楽しみです。

点数: 2

「歌垣の野辺に零るる天の川」の批評

回答者 74

添削した俳句: 歌垣の野辺に零るる天の川

こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
われからの語源の話ありがとうございます!興味深いですね〜実在するけど文学的歴史の経緯は想像に頼るしかない存在、他にもいるのでしょうか。
トポロジーの句の解説もありがとうございます。その句意だと「穴がある」の共通点でドーナツとコーヒーカップ(の取手)が同じになるなら…ブラックホール…と連想できそうですね。天の川はその穴を抜けた先にあるのかも。面白いです!

神割崎の句への好意的な読み取りありがとうございます。ゆっくりマイペース投句なので、お気付きの際にお付き合いいただけて嬉しいです。
たぶん波や飛沫や厳には浜辺(日本海)出身なので慣れていて表情の違いを味わったなかで、波の独特な動きに目を惹かれたのだと思います。あれをなんと表現するのが最適かずーっと悩んでます(笑)
卓鐘さんの提案が上手いんですよね。波の動きに「脈動す」と持ってくる発想を見習いたいものです。

御句拝読しました。と書き込んだつもりになっていまして、遅い反応になってしまいました…すみませんorz
歌垣を知らなかったのでまたひとつ勉強になりました。知世さんの知識量と発想に毎度感嘆しています。
賑やかな宴に降り注ぐような天の川の光景ですよね。良いですねー二重のキラキラ感です。
歌垣は古代・少し時代を下った頃・奈良の宮中行事でちょっと意味合いが変わりますかね?そこは「歌垣の野辺」で特定してる雰囲気を感じます。まず宮中行事ではなく、古代でもなさそうかな?…というわけで、最終的には豊作への感謝を口実にした合コンと読みました。気になる点はあまりなく、御句そのままでとても良いと感じます。

助詞「に」は天の川がどう映るかの選択肢になりますかね?
「零るる」や「横たふ」は天の川の描写になりますね。季語を立てるならこうした方がいいけど色んな人や名句が天の川を賞賛していてやりにくさがありますよね…オリジナリティを天の川への描写で出すのはハードル高いですね^^;
歌垣への祝福のような天の川、と捉えて「野辺の外れよ(や)(を)」としたら賑やかな宴の輪から少し離れてしっとりと天の川が見えないですかね?違うアプローチもある気がしますがちょっと思い付きませんでしたorz

長々とすみません、調べたり考えたり楽しくてつらつらと書いてしまいました。

点数: 0

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