「冬深き千手観音胸うすし」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 冬深き千手観音胸うすし
あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「心臓」にコメントおよびご提案句有難うございました。「胸の鼓動」、考えたのですよ。でもなんか、今回は「心臓」を入れたくて…。でもとても参考になります。
御句拝読しました。千手観音様拝見したら、胸が薄かったのですね。私は横から拝見したことないのでわかりませんが、そうなんだ!?と思いました。
千手観音を見たら胸が薄かった、という流れで今の語順になっていると思いますが、上五の季語が「冬深き」となっているので、意地悪に読みますと、「冬の観音様は胸が薄い(夏は厚いけど)」という風に取れなくもないかなと。
そういう穿った見方を避けるには、
・胸うすき千手観音冬深し
なども考えられると思います。
よろしくお願いします。
点数: 3