俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1533ページ目

「晩秋の古書に煙草の香のほのと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 晩秋の古書に煙草の香のほのと

土谷さん、こんにちは。
御句拝読しました。なかなかいいですねー。こういうのを、カルチェラタンというのかな、東京で言えば神田神保町界隈の映像が浮かびます。

私は上五を「や」で切りたいかな。げばさんのように上手く言えなくて恐縮ですが、秋と、古書から煙草の香りがしたことは、もちろんつながりがあるのだけれど、少し距離を置きたい気がしました。

それより私が気になりましたのは最後の「ほのと」。これって一般的なのですか?私は、

・晩秋や古書に煙草の香のほのか

ではいかがかと思いました。

点数: 3

「おしぼりを両手で受けて今年酒」の批評

回答者 なお

添削した俳句: おしぼりを両手で受けて今年酒

長谷機械児さん、こんにちは。
御句拝読しました。上手いなあ。悔しいくらい秀逸です。
例えば、嬉しい気持ちを嬉しいと言わずに表す、悲しみを悲しいと言わずに表現する、それが見事に出来ていらっしゃいますね。
酒飲みの、新酒を待ちかねた気持ち、飲める店に座れて、さあ飲むぞという気持ち、店の丁寧な対応に感謝する気持ち…そういう心境の全てが「おしぼりを両手で受けて」という措辞に表れています。
こういう俳句が詠めるようになりたい。

ところで私は、すごいなと思いながら、

・おしぼりを両手に受けて今年酒

もありかと思いました。

くらいなことを言わないと悔しくて(笑)。

ちなみに今日は、「国産とり肉の日」でもあります(笑)。

点数: 3

「通学路スカート揺らす風金木犀」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 通学路スカート揺らす風金木犀

ま。さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。雰囲気や頭に浮かぶ光景はとてもいいのですが、おっしゃるようにリズムについては検討の余地ありですね。

まず、中七が現在は9音もあります。
八音でも多いので減らして七音にしたいのに九音は多すぎですね。

次に、通学路/スカート揺らす風/金木犀と、ブツブツ切れてしまっていますね。こういうのを三段切れといって、流れが良くないので評価は低くなります。
上記の二点を修正した提案句をいくつか置かせていただきます。

・制服に吹く風香る金木犀
・登校のスカートに風金木犀
・通学路スカート揺れて金木犀

俳句は五七五しかありませんから、できるものは省略していきます。
一句目は「スカート」、二句目は「揺れる/揺らす」、三句目は「風」を省略しました。それでも単なるスカートではないことや、遊びに行く時ではないことはわかってもらえると思います。

点数: 3

「猫じゃらし誰もかまってくれません」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 猫じゃらし誰もかまってくれません

郁爺さん、こんにちは。
再訪です。ご自身の奥さんとのこと、承知しました。

何が原因かわかりませんが。まず謝ることです。
夫婦は自分が悪い訳ではなくても謝るほうがいいと思いますが、ご自分が原因だと思っていらっしゃるならなおさらです。

「もうさんざん謝ったよ」ということでしたら、次はプレゼントです。誠意を形にするのです。高価なものでなくていいです。逆に怒られます。

その間、家事を一生懸命こなします。誠意を行動で表します。

それでもダメなら、しばらくその状態を享受して、俳句に専念するしかないですね。時間が解決してくれるのを待ちましょう。

点数: 3

「爆笑の人形劇や文化祭」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 爆笑の人形劇や文化祭

ちゃあきさん、こんにちは。
御句拝読しました。人形の首が取れそうになったとしても、とにかく受けたのであればよかったではないですか。
私は未だ忘れられませんが、ある芝居で私が相手の投げる手裏剣を刀で払い落とす、というシーンがあったのですが(どういう芝居だ?)、当日見事に空振り。場内爆笑。稽古では上手くいっていたのに…。

さて御句、私は藤田先生の型を真面目に勉強してませんので的外れであれば許してください。
中七を「や」で切れを入れた場合、下五は上五中七と関係ないような季語が来るものと思っています。
原句ですと、爆笑の人形劇があった文化祭で、ほぼイコールですよね。
この場合、

・文化祭爆笑誘ふ人形劇

とかのほうがすんなり来るような気がします。

原句の型を活かすのであれば、

・爆笑の人形劇や秋高し

みたいな。もっともこれですと文化祭より農村の村芝居のような句になりますよね、それで悩んでコメント遅くなりました。
中途半端で申し訳ありません。

点数: 3

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