俳句添削道場(投句と批評)

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「咽頭に残るバリウム春愁」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 咽頭に残るバリウム春愁

こんにちは。いくたドロップ様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。昨日も他の方のバリウムの句にコメントさせていただきましたが、今って、バリウムを飲む季節なのですか?
私の場合は会社でやるので6月です。

御句、上五は「いんとうに」ですよね。私は、句の内容からして少し柔らかくてもいいかと思い、次のように考えました。

・喉元に残るバリウム春愁

点数: 3

「梅雨晴やコンビニ袋のLサイズ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅雨晴やコンビニ袋のLサイズ

こんにちは。幸福来々様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。梅雨でなかなか外出も億劫だったけど、久々の晴れ間なので、暇だしコンビニに出かけて色々買い物。あ、エコバッグ忘れた!仕方なくLサイズの袋も買った。
そんな光景ですね。

・梅雨晴や暇を詰め込むレジ袋

点数: 3

「手水舎の人感センサ青蛙」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 手水舎の人感センサ青蛙

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。一周年おめでとうございます!

この一年のげばさんの成長は目覚ましいものがあったと思います。入門が二週間違いでしたから同期と思っていましたが、もはやすっかり差をつけられてしまいました。

【げばさんの第一印象】
最初の「手水舎の人感センサ雲の峰」の時は、「妙な俳号の人が出てきたな」と。私にとってげばげばとは、「巨泉前武のげばげば90分」か、左卜全の「老人と子供のポルカ = ♪ズビズバ〜パパパヤ〜やめてけれ、ゲバゲバ〜」のイメージ(古すぎて通じないかも)。
そしてこの奇妙な俳号の人が繰り出してくるのが取り合わせ句。
「雨上がる緑陰の猫の寝息よ」「送り梅雨足早に視聴覚室」
人感センサの句からここまでは反応できませんでしたよ。
最初にコメントさせていただきましたのは、「小刻みにひげの知らせか雨休み」。これも全く意味がわからなかったが、わかってみると面白い。
この頃からいい意味で「ちょっと違う人だ」と意識するようになりました。

【げばさんのすごい点】
・毎日投句。ムラなく根気よく。
・どなたの句にも、それも真っ先にコメント。
・提案句を文中に置くようにした。その提案句が秀逸。
・取り合わせに挑戦して今では名手。
季語を勉強し、見慣れない季語を色々使ってみている。
・多くのサイトに投稿して、優秀な成績を残している。それでも図に乗らずいつまでも謙虚。
・初心者特に初投句者への指導が優しく的確。

・・・まだありますがこれくらいにしておきましょう(笑)。

げばさん、これからも大いに研鑽を積んで、輝く星となってください。応援してます!

点数: 3

「ひみつきち石ころ集めて滝のうら」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ひみつきち石ころ集めて滝のうら

こあめさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。こどもっぽさは充分に出ていると思いますよ。「ひみつきち」とか「うら」とかをひらがな表記にした点と、秘密であるはずの「ひみつきち」を最初に出してしまって秘密ではなくなっている点、そして本来季語であり季節感や情緒を出すべき「滝のうら」が、単に場所を表すだけになっている点です。
皮肉などではなく、自然な感じでこどもっぽさが出ています。悪くないです。
文法的におかしいところはないと思いますが、中八については皆さんと同じ意見です。
あとは語順ですね。その際に、「石ころを集めて」とありますが、この目的が何なのか気になりはします。基地建設のためにいわゆる石垣を作ろうととしたのか、あるいは単にきれいな石を集めただけか。前者であれば、「石ころ集め→基地完成」となりますし、後者であれば「基地完成→宝物隠し」という順番になるからです。

・この滝のうらにあるんだひみつきち
・滝のうらに石で囲んだひみつきち

点数: 3

「逆上がり炎天へ飛び込むやうに」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 逆上がり炎天へ飛び込むやうに

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。
拙句「A350」にコメント有難うございました。先日JALの人と仕事をしていて、同社のこの新機種にかける期待に並々ならぬものを感じました。そんな時に青空にこの機体を見つけたので、つい「期待」の言葉を入れてしまいました。
げばさんに指摘されて「しまった!」と思いました。私はいつも他の方々に「嬉しいと言わずに嬉しさを、悲しいと言わずに悲しさを表したい」とか偉そうに言っているのに、今回、他の句で「楽し」と言ったり、この句では期待すると言ってしまったり…。修業が足りません。

ちなみに、機体と同じ読みですが、これはたまたまです(笑)。

さて御句拝読しました。いつもながら、対象への愛情あふれる視線が感じられて、読んでいる人間の心が豊かになる気がします。
特にこの句は、若いというより小さい子のはち切れそうな躍動感が感じられて秀逸です。

ただ私は、逆上がりというのは種明かしに下五にとっておき、また、運動の向きの点から、炎天へ「飛び込む」というよりも炎天を蹴っ飛ばすような動きで詠んだらいかがかと思いました。そうしたらイサクさんがいい提案句を!

いつもは悔しがって(笑)、少し違う句を考えるのですが、今日は素直にそちらに一票入れさせていただきます。

点数: 3

なおさんの俳句添削依頼

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