俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1528ページ目

「熱帯夜テラス飛び立つ君は鳥」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 熱帯夜テラス飛び立つ君は鳥

碧梧さん、こんにちは。
御句拝読しました。先に卯筒さんもおっしゃっていますが、非常に難しいです。
まず、俳句は原則として五七五だけの表現の文芸であり、自身のコメントは付きません。ここは道場すなわち練習の場ですので、それを書くことが推奨されています。

御句、仮にコメントがないとすると、言い換えれば、初読すなわち俳句を読んだだけの段階では、私だけかもしれませんが、ご自宅のテラス(庭)から飛び立とうとしている小鳥のことをお詠みかと思いました。
しかし何か感じるところがあり、余計なことかもしれないと思いながら、「このままですと、何か飛び降り自殺のような句に読めます」とかコメントさせていただこうと思いました。
そしてご自身のコメントを拝読。なんと、私の予感そのままでした。

このような、お身内の悲しい出来事をお詠みの俳句は、複雑な事情がおありでしょうし、他人がどうこうコメントするのは非常に難しいです。

そのようなわけで、私もここまでにさせていただきます。ご理解のほど、よろしくお願いします。

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「ぴつぴつの軆のラインだす水着」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ぴつぴつの軆のラインだす水着

かぬまっこさん、こんにちは。
御句拝読しました。なんとなく、おっしゃるところはわかりますよ(笑)。
「ぴつぴつ」は、「ぴちぴち」と「きつきつ」(ピッタリし過ぎてきつそうなさま)から来たのだと思います。ですから面白いのでこのままでもいいと思います。
ただ、「軆」はなぜ、この字なのでしょう?また「だす」はなぜひらがななのか?

・ボディラインぴつぴつ弾む水着かな
・ぴつぴつの水着からだの線あらわ

よろしくお願いします。

点数: 0

「嘘つきと言はれて秋は深まれり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 嘘つきと言はれて秋は深まれり

イサクさん、こんにちは。
拙句「石州の」にコメント有難うございました。
確かに、のっけから石州のと始めますと、石州の句かと思いますよね。
私がシャチホコのことを聞いたら、石州瓦と教えてくださったので、石州産のシャチホコ、という意味で置きましたが、安易でした。

また、「萩の月」!私は何も疑わずに、山口県萩市に出ている月、のつもりで詠みましたが、確かに仙台に有名なお菓子がありますね!それどころか、私、好物です!
全く意識しませんでした。

萩市の良さに酔いしれてしまいました。勉強します。有難うございました。

点数: 0

「リレー中走る背中に一瞬秋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: リレー中走る背中に一瞬秋

碧梧さん、こんにちは。
御句拝読しました。面白いところをお詠みになりましたね。

ちょっと気になりましたところが二点あります。
一つ目は、「リレー中走る背中に」これですと、作者本人が走っていることになります。句意としては違いますよね?

二つ目は、「一瞬秋」。俳句は一瞬の驚きや感動を詠むもので、みんな一瞬のことです。逆に長い時間の経過を詠むものは好まれません。例えて言えば、写真であって動画ではないということでしょうか。

そこで、イメージとしましては、

・秋めくやリレー選手の背中にも

などと提案させていただきますが、季語を体育祭に替えたり、もっといい提案がこれから出てくると思います。参考になさってください。

点数: 0

「タオル手に炎暑のもとで声張る母」の批評

回答者 なお

添削した俳句: タオル手に炎暑のもとで声張る母

付箋丸さん、こんにちは。
御句拝読しました。こういうシーンってありますよね!リトルリーグとか、少年サッカーとか。

わかるのですが、ちょっと気になることがあり、コメントに時間がかかってしまいました。

季語「炎暑のもとで」は「炎天下」とした方がいいのは、先の皆さんがおっしゃる通りです。

あと、御句の「母」って、作者のお母様ではないですよね。グランドで走ったりしている子供たちの、複数のお母さん方のことですよね?

俳句では基本的に、母といえば自分の母親を指すようです。
ですので御句では、付箋丸さんのお母様がタオルを手に炎暑の中を声を張り上げていることになります。
それでいいのであればそれでいいのですが、もし、私の読み方のほうが句意に沿っているのであれば、表現を変えたほうがいいかと思いました。

・炎天に揃いのタオル母親席
・炎天にママたちの振るタオルかな
・炎天下エール飛び交う母親席

これらは皆、チームの子どもたちの母親が何人か集まって応援している場面を詠んだつもりです。

長々と失礼しました。よろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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