俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1520ページ目

「千軍の鯨波の如く山粧ふ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 千軍の鯨波の如く山粧ふ

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。
御句、私にはなんだかとても高尚な句に感じました。卯筒さんの句はいつも格調が高くて、わかりやすさだけが取り柄の私はかねがねすごいなと思っていますが、これは特に思いました。図書館にあるような「俳句」の本を開くと載っていそうな句ですね。

不勉強で意味がわかりませんでした。「山粧ふ」はわかりましたから、字面から、なんか、たくさんのものがわーっと押し寄せてくるというイメージはつかめましたが…。
原句を鑑賞させていただきます。

点数: 1

「月山の昼には晴れて芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 月山の昼には晴れて芋煮会

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
拙句「カリスマの」にコメント有難うございました。勉強になります!

御句、月山と芋煮会、とてもマッチしますよ。私はいいと思います。
ですが、芋煮会は月山でやるのではなく、遠くに月山を眺めながら楽しむ感じですよね。
ですので「月山や」としてはいかがかと思いました。
しかしそれだとイサクさんと同じになりますので、何か他のことを。
「昼から晴れて」私はこういうフレーズ大好きです。説明的とか、時間経過とか、そういうことはわかりませんが、いいなあと思います。
提案句は、とはいえ、ちょっと変えさせていただいて(褒めといて変えるんかい!)、ごく客観的な表現にしました。
・月山を遠くに午後は芋煮会
位置関係は明瞭になりましたが、「遠くに」はおかしいかな…。それに芋煮会に絶対必要な「晴れた空」がないか…。
やはり原句の「月山の」を「月山や」に変えただけがいいかな…。

点数: 1

芋煮会ロッテルダムの日本人

回答者 なお

添削した俳句: 芋煮会ロツテルダムのみづうみに

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句、思い切り日本っぽい芋煮会の句にロッテルダムが出てきたのでびっくりしました。
実は私、若い頃オランダに駐在していたことがあります(焼秋刀魚のお題の時に言いましたかな?)。
住まいはアムステルダム(正確にはその隣の市)で、もちろんロッテルダムにも行ったことあります。
ご存知のように、この都市は戦争で全壊され、その復興のために市民は死ぬ思いで働きました。
以後、ロッテルダムと言えば「働き者の町」が定評となり、「この町で長袖シャツを買うと、最初から腕まくりがしてある」というジョークがあるほどです。
オランダ人は真面目で優秀で勤勉です。首都であり観光都市であるアムステルダムよりも、ロッテルダム市民のほうがよく働くと思います。従って、駐在の日本人も現地の人たちに混じってよく働く。
提案句は、げばさんの句をベースに、負乗さんのコメントなヒントを得て、そんな日本人の音頭で日蘭交流の憩いのひとときを過ごす光景が描ければと思いました。

点数: 1

「砂煙の騎馬戦や飛ぶ赤白帽」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 砂煙の騎馬戦や飛ぶ赤白帽

ただ坊さん、こんにちは。初めまして。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、初読では、砂煙の騎馬戦と言っているので、戦いの最中の話かと思っていました。激しい戦いの中でおたがいが取りあう帽子を「飛ぶ」と表現しているのだと思いました。

その場合の提案句がこれです。
・砂煙立ち騎馬戦の帽子飛ぶ

しかしコメントを拝読すると、戦いが終わって自陣に引き揚げ、どちらかが勝利宣告を受けて思わず帽子を投げ上げた一瞬の光景を詠んだ、ということのようですね。
それであれば、こちらを提案します。
・騎馬戦を終へて歓喜の帽子飛ぶ

いずれにしても、騎馬戦が季語かどうかはここでは論じておりません。

点数: 0

「電線の中にからまるお月さま」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 電線の中にからまるお月さま

すずさん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、6歳のお子さんの作品とのことですが、実は私はつい先日、同じように電線と月を詠みましたよ。今一つ上手くまとまらなかったので、ここに投句はしませんでしたが。
息子さんは上手くまとめてきましたね。

提案句ですが、まずはこちらを。

・電線のからまる中にお月さま

ご本人のおっしゃりたかったのはこういうことではないかと思うのです。月は全然からまっていなくて、電線がからまっている、その中でお月さまは、大人の言い方をすれば平然と、顔をのぞかせていると。

その流れでもう一つ、

・電線の中にくっきりお月さま

私は、電線の「中に」を外したくない派です(笑)。

よろしくお願いします。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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