俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1468ページ目

「トマト食むその冷たさに驚きぬ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: トマト食むその冷たさに驚きぬ

岸本義仁さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これは私もありますよ。驚きますよね。こんなに冷やさなくてもいいのに!とか思います(笑)。

厳しくしてくださいとのことですので、やはりまたコメントします。うるさい人だなとか思わないでくださいね(笑)。

俳句では「驚いた」「気づいた」とかの動詞はあまり用いません。なぜなら、驚いたから、気づいたから俳句にしようと思ったのであり、驚きも気づきもしなければそもそも俳句になりませんよね。ですから、たった十七音で思いを伝えるために、そういう言葉は省略します。それでも上手く詠めば、読み手は「あ、この人は驚いただろうなあ」とか、「この人はここで気づいたんだ!」とか想像してくださいます。

ではどうしたらいいか。先に宮武さんがヒントをくださっていますね。それをお借りして、

・トマト食む前歯奥歯の冷たさよ
・トマト食む冷たさの歯に浸み通る

これだと「歯」という具体的な要素が加わったことで、映像や感覚がより明確になると思われます。

点数: 0

「大通り滴る山に導きて」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 大通り滴る山に導きて

みちのくさん、こんにちは。
御句拝読しました。
「滴る山」の違和感については卓鐘さんがおっしゃる通りです。

私は別のことですが、まず「大道や」では全然意味が違ってくると思います。「大道」で広い道を思い浮かべることはあまりないと思います。浮かべるのは正義とかのほうかな。まあ、おすすめしません。

それよりも一つ提案ですが、この「大通り」が単なる広い道の意味ではなく、札幌の大通り公園のことであれば、そうと示唆するのもありですよ。

・大通り導く夏の藻岩山

点数: 0

「夜の秋一人佇む窓明かり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夜の秋一人佇む窓明かり

これさんさん、こんにちは。
再訪です。
ケントさんの季語の問いかけにお答えになりますか?
歳時記をお持ちであれば、「秋の夜」と「夜の秋」の違いはおわかりいただけると思いますので、それをお伝えいただければと思います。

作者でもない私が余計なことかと思いましたが、先にコメントを置かせていただいた関係で気になりましたのでしゃしゃりでてきました。失礼があればご容赦ください。よろしくお願いします。

点数: 0

「ランタナの花色変える立秋や」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ランタナの花色変える立秋や

岸本義仁さん、こんにちは。
再訪です。
誤解のないように補足しますが、切れ字の「や」は場面転換の意味では下五に付くことはないと申し上げております。
下五に「や」の付く例句はあります。その意味をよくお考えいただければと思います。

点数: 0

「風の盆胡弓と下駄の音三日間」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風の盆胡弓と下駄の音三日間

これさんさん、こんにちは。
御句拝読しました。
すでに負乗さんからいみじくも「新聞記事のようだ」と言い得て妙のコメントがでており、繰り返しになるところもありますが、私からもお伝えします。
まず全体が「おわら風の盆」の説明になっています。お気持ちはわかりますが観光パンフのようです。
また、「三日間」ですが、俳句は「今」を詠みたいので、何日間とかの時間の経過や期間は馴染まないのです。

胡弓や三味線の音に包まれた三日間で、新聞記事や観光パンフにはない何かをお感じになったはずです。それをお詠みになってはいかがでしょうか。下駄は一つのヒントになるかと思います。

・下駄の音ゆるりとおわら風の盆

私は行きたい、行きたいと思っていながら行ったことがないのでこのような提案句で申し訳ないです。

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なおさんの俳句添削依頼

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