俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1466ページ目

「冬の海幻影のごと浮かぶ島」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬の海幻影のごと浮かぶ島

やんさん、こんにちは。
御句拝読しました。龍野の温泉ですか?いいですねー。実は私も今、温泉旅行中です(笑)。紅葉がきれいです。でも一句も浮かびません(涙)。

さて御句ですが、みなさんすでにおっしゃっていますが、「幻想のごと」これがもったいないですね。おっしゃることはわかりますが、どのように見えたので幻想的だったか、みたいにすると、やんさんのお気持ちが伝わりやすくなるかもしれません。
・冬の海ジブリのごとく浮かぶ島
・島々の話し合うごと冬の海
・冬の海石庭のごと浮かぶ島

う〜ん、ごめんなさい、お伝えしたいことがうまく表現できていないような…。でも先にみなさんがおっしゃってくださっているので、合わせてよろしくお願いします。

点数: 1

「フォークの背ライスの人よ小春かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: フォークの背ライスの人よ小春かな

めいさん、こんにちは。お帰りなさい!これ、復帰の第一作ですか?
ほっこり系ですね(笑)。
私も大昔、これが正式なマナーとか言われてそうしてみて、食べにくいなあ、外人さんはなんでこんなことを…と思いました。そこで、それほど正式でない時は、フォークで普通にすくって食べていましたよ(笑)。

さて御句、このようになさってはいかがでしょうか。

・フォークの背にライス盛るひと小春かな

原句の「人よ」の「よ」は「や」ほどではないですけど、詠嘆なので、「かな」と重ならないほうがいいかなと思いました。
上五の字余りは、そのあとが正調ですので吸収できると思いました。
ライス盛る「君」にしてしまうと、「やり過ぎ!」と怒られると思いました(笑)!
身体に気をつけて頑張ってください。

点数: 1

「夏嫌う冬の貴方や冬嫌う」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏嫌う冬の貴方や冬嫌う

柿の種さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。面白い句をお詠みになりましたね。
この句の場合の「夏」や「冬」は、季語にはならないと信じての作句でしょうか?
確かに、この句の夏や冬は、単に四季の区分を示しただけのもので、季語の扱いにはならないと思います。それでも、季語らしき様相を呈しているので、季重なりにならないようにとの提案をなさっている、気まぐれさんや負乗さんの工夫はすごいですねー。
私はとにかく、「夏」も「冬」も、句中の人物の季節の好きずきを表しているだけで、季語としての扱いではないとして、最後に季語を入れて再構成してみました。

・夏嫌い冬好きの君炬燵抱く

ああ、でも、この提案句は、「夏はイヤだ、冬が好きだよとか言っていたくせに、炬燵から離れないじゃないの、やっぱり冬が苦手なのね」という意味でしたが、冬が好きな人でも炬燵を抱きますね。ダメだこりゃ。

点数: 0

「かぶとむしぶんぶん飛んだ五分間」の批評

回答者 なお

添削した俳句: かぶとむしぶんぶん飛んだ五分間

藤井礼恩さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。小学生当時の俳句とのこと、素晴らしいです。褒められて当然です。
俳句は江戸時代から続いている文芸ですから、色々なことが詠み尽くされています。ですから、それなりの評価をいただくには、少し変わった観点からの作句が求められます。
御句、小学生がカブトムシを詠むのは珍しくないと思いますが、普通は、角がすごいとか、力強いとか、ケンカに負けるなとか、あるいは探すのが大変だったとか詠みそう。
しかし礼恩さんは、「カブトムシがブンブン飛んだ」と!普通、ブンブン飛ぶのは蜂でしょう。この意外性!
これは、例えが悪いかもしれませんが、追い詰められたゴキがこちらに向かって飛んできた時の衝撃にも似ています。
この意外感が評価されたと思います。
さらに良い点は、具体的、数字を出す点。長い短いと言うより、それを具体的に表したほうがインパクトは強くなります。その点、御句では「五分間」と具体的に。これはすごい。大人の句選でも多少の手直しで通用すると思いますよ。

次は礼恩さんの今の句を聞かせてください!

点数: 2

「明け方に枕抱くや初氷」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 明け方に枕抱くや初氷

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。「枕を抱く」シリーズですね。
偉そうな言い方で申し訳ありませんが、今までの中で一番いいと思います。
御句では、枕を抱くお気持ちと季語の初氷が響いています。こういうのを「近い」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は好きです。
ただ、悔しいので(笑)、あえて申し上げれば、枕を抱くことをそこまで詠嘆するのかと。季語の前での場面転換にはいいと思うのですが、枕を抱くことより、これは、その時が明け方だったことが詠嘆の主要因だったのではないかと。
そこで、

・枕抱く夜明け近きや初氷

こんなのを考えてみました。原句とどちらがいいかは別として、置かせてください。
よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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