俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1465ページ目

「登山路やただ黙々と〱」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 登山路やただ黙々と〱

こんにちは。卓鐘様、いつも勉強させていただいております。

御句、山登りの時の情景を的確に詠んでおられる。みんなで仲良くおしゃべりしながら、なんていうパーティーもあり、そういう山もありますが、思い出すのはただ黙々と登って下りた山ばかりです。もっとも、だからこそ山頂の昼飯や下山後が楽しいのですけどね。

御句、私のスマホの機能の関係か、下五は小さな四角形が出ているだけ。「なぬ?」と思いました。繰り返しの記号だったのですね!?

卓鐘さんが、歩いている間は「何も考えていない」とおっしゃったので、私からの返句(?)です。

 登山路や後悔温泉生ビール

ずっと考えていることです(笑)。

点数: 1

梅雨明けて子はわれ先に飛び出せり

回答者 なお

添削した俳句: 梅雨明けぬ子は待ちきれずわれさきに

ITさん、こんにちは。

御句、拝読しました。お子さんは早く梅雨が明けて外で遊びたいでしょうね。お気持ちわかります。

御句については、すでにイサク様が的確なご評価をなさってますので、私からは何も…、いや、追い討ちをかけるように同じことを繰り返します(笑)。

授業でお作りになったとのこと、なんとなく昔風の言い回しにして俳句っぽくなっていますね。
しかし、ちょっと現代語で考えてみましょう。「梅雨明けぬ」これは梅雨が明けた!という意味ですね。「子は待ちきれず」子どもは待ちきれなくて、「われさきに」これはそのままですね。
さあ、ここで問題点。せっかく梅雨が明けたのに、なぜ「待ちきれなくて」ですか?明けたのだから「待っていられた」のでしょう?ここで辻褄が合わなくなっているのです。
一方、「待ちきれなくて」を生かすのなら、梅雨はまだ明けてはダメですよ。
でも明けさせましょう(笑)。そして「われさきに」。われさきに何ですか?大体想像はつきますが、私としては、これを書いてあげると、句に躍動感が出ると思いました。

そこで提案句です。どこへ飛び出したか?それは梅雨が明けて飛び出すのだから晴れ間へということで自明と省略させてもらいました。

以上、イサク様のご評価を大いに参考になさって、私のも少しは参考にして、ご自分の句を推敲なさってください。また投句してください。お待ちしています。

点数: 1

生え初めし吾子の歯覗く扇風機

回答者 なお

添削した俳句: 扇風機座してちらりと乳中切歯

こんにちは。74様、いつも勉強させていただいております。

御句、正直言って、何をおっしゃりたいのかまるでわかりませんでした。まず、座しているのは扇風機だと思いました。ちらりは、擬人化された扇風機が何かをちらりと見る/見たのかと思いました。そして下五がわからない。読めない。私が不勉強なのだと思いますが、これって世の中的に皆さんご存知の言葉なのでしょうか?

観念してコメントを拝読しました。なるほど、座しているのはお子さんですな。ちらりとは、歯がちらりと見えるのですか。難しい「ちちなかきりば」は「にゅうちゅうせっし」と。有難うございます。勉強になりました。

しかしこれでは、季語である扇風機も、可愛い赤ちゃんもどちらも存在感がないような気がします。

そこで提案句ですが、パッと読んだ人にもわかってもらえるような、そして赤ちゃんを登場させて、なおかつ扇風機の存在感をもうすこし高めてあげたいと思いました。

このお子さんももう大きくなったのでしょうね。歯はきれいに生え揃いましたか?

点数: 2

「兀山に双子の如しケルン置く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 兀山に双子の如しケルン置く

こんにちは。
三日酔いの防人様、いつも勉強させていただいております。

拙句「素麺のつゆ…」のご評価ご添削有難うございました。
何の麺でも成立してしまうとのご評価をいただきましたが、あれは私的には素麺かあるいは冷麦でしか成り立たないものであり、防人様ほどの方にそのように思わせてしまったということに、表現力の無さを痛感いたしました。これを糧にますます精進しますので今後ともよろしくご指導くださいませ。

さて、今回のお題は登山。山歩きが好きな(原在自粛中)私としては大変うれしく思っています。
御句ですが、爽やかな山頂の情景が眼前に広がるようで、いい感じの句だと思いました。
ただ、細かいことのようですが、ケルンって、誰かが置くというより、置いてあるものに小石を積むことはあっても、新たに置くというのはなかなか難しいように思います。この句では、防人さんが、同じような形のケルンを2つ、山頂に置いたように読めるのですが、これは、単に石を乗せた、という意味なのでしょうか?
それとも私が何か考え違いをしていて、ここでいうケルンとは、私が思っているようなあのケルンではないのだよ、とか?
あるいは、ここで「ケルン置く」とは、「置かれている」という状態をおっしゃっているのですか?

 兀山に双子の如きケルン在り
 兀山に双子のケルン小石積む

例えばこのような句であればわかるのですが…。
添削でも提案でもない、逆に質問になってしまい申し訳ありません。読解力、鑑賞力、いずれもこれからですのでどうかご指導ください。

点数: 2

飲み屋街七夕飾りの世迷言

回答者 なお

添削した俳句: 棚機の冊に願うは世迷言

こんにちは。卯筒様、いつも勉強させていただいております。

御句、世迷言、とあり、私のような古い人間には、「昔、そんな題名の歌があったな…」となつかしさが込み上げてきました。

御句、コメントを読まないで原句を拝読しますと、「七夕の短冊っておかしなことばかり書いているよ!」となって、読み手としてはあまり気分のいいものではないような気がします。
そう思われるのは卯筒さんの本意ではないはずで、それはコメントを拝読すればわかります。
一般の読み手は(それが何処にいるかは置いておいて)、コメントは読まないとすると、これは酔っ払いのことだよ、と断ったほうがいいのではと思いました。
提案句はそのものズバリ、ベタで面白みのないものになってしまいましたが、これであれば、世迷言も、酔った勢いで書いたんだな、酔っ払って何がなんだかわからなくなったんだな、と理解してもらえると思いました。

私など酔えば毎晩世迷言、です。

点数: 1

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