「秋の蚊の我が脛刺して死にたまふ」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 秋の蚊の我が脛刺して死にたまふ
馬場芳樹さん、こんにちは。
拙句「西瓜切る」にコメントおよびご提案句有難うございました。ご提案句は、「西瓜切る子らの笑顔前にして」は、中七が字足らずですので、「子らの笑顔を」とするといいですね。勉強になります。
なお、芳樹さんのコメントにありました、「動詞が多いと説明になるというが、よくわからない」、とのこと、簡単に説明します。
そもそも俳句は、自分や誰かの動作や心情を報告するのではなく、自然や生活の中のほんの一コマを描写するものです。
ですから一瞬を切り取る感覚です。
動詞が多いと、複数の主語(動作の主体)の動作を描くことになり、句が詰まってわかりにくくなります。
また、一人の動作であっても、あれしてこれしてそれをした、という日記や行動報告のようになり、それは他人からしたら面白くありません。そんなことから、避けた方がいいと言われています。
とは言え、例外も色々あり、なかなか難しいです。色々作って、意見を求めてみるべきです。
点数: 2