俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1462ページ目

「水差しのひまわり五本ひっそりと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 水差しのひまわり五本ひっそりと

めいさん、こんにちは。再訪です。短い間にご親族が続けて亡くなられて、さぞやお力落としのことと存じます。
本来であればそっとしておいて差し上げるべきで、添削だとか提案だとかするものではなかったかもしれませんが、道場にご投句でしたのでコメントさせていただきました。
今回も、お尋ねでしたのであえてお答えさせていただきます。長くなりますことご容赦ください。

めいさんは、7月12日にご投句の「父の遺影待つ小さき手や夏の空」のことをおっしゃっていますね。
少なくても、私はめいさんのご親族関係を存じ上げませんし、差をつけるようなつもりは毛頭ないことをまずお伝えしておきます。
それにも関わらず、悲しい思いをさせてしまいましたのは、ひとえに私の説明不足、言葉足らずでした。申し訳ありませんでした。

ご存知のように俳句は一人称ですので、たとえば「父」と出てきたら、読み手は作者の父親のことと受け取ります。
最初の句で「父の遺影」とあれば、誰が見ても「めいさんのお父様の遺影」と受け取り、めいさんのお父様が亡くなったと思うでしょう。「俳句を読んで、ご親族が驚かないようにしたいです」というのは、めいさんのご親族が、「めいの親父さんが亡くなったのか?聞いてないぞ!」とか驚かれないように、という意味でした。余計なお世話でした。すみません。

一方、今回のひまわりの句は、コメントが「そのままの意味」とのことでしたので、俳句をそのまま読んだら、普通は最初に書き込みがあった方のような鑑賞になるだろうと思いました。その方が後から事情をお知りになり、大変恐縮して「コメント取り下げます」とかおっしゃっていたので、「それは無理もないのでは?」という意味で出しゃばってしまいました。
私の提案句で「伯母」といえば、他の誰でもない、めいさんの伯母様のことです。ご親族は皆さんご存知ではないかと。これは差別ではないです。
最後に、繰り返しになりますが、私はめいさんのご親族のご不幸に差をつけるつもりなど全くありませんし、その根拠も理由もありません。読み手に作者の思いや状況が誤解されずに正しく伝わるようにするにはどうしたらいいかと思ってのことでした。
ただ、今となっては余計なことをしたと思っています。すみませんでした。

点数: 2

「不思議なる子等が行かぬと原爆日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 不思議なる子等が行かぬと原爆日

笙染さん、こんにちは。
再訪です。
今朝、8時15分に黙祷しました。
ただ、出勤移動中でしたので、思うような場所では出来ませんでしたが、思いを込めたつもりです。
いま、世界情勢が日増しにきな臭くなっています。「過ちは繰り返さない」ことを祈りたいと思います。

点数: 2

「山のせみのぼる朝日に胸騒ぎ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 山のせみのぼる朝日に胸騒ぎ

あまにさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。山の朝の光景ですね。気持ちがいいですよね。

これからコメントさせていただきますが、先に置かれている慈雨さんとほとんど同じになりそうです。
同じなら「いいね!」をポチッとすればいいのかもしれませんが、反応は一人でも多いほうがいいかな?などと思い、私からもお伝えさせていただきます。

山のせみは山の蝉と山の背をかけたとのことですが、ちょっとそうとはわからないです。百人一首のような平安期の和歌では、掛け言葉とかで優劣を競ったようですが、俳句ではあまり意識しなくていいと思います。もちろん上手くいけばすごいですが、なかなか難しいです。
胸騒ぎは、これも作者の心が騒ぐという意味と、蝉が騒ぎ出すという意味をかけていらっしゃるかもしれませんが、胸騒ぎは、一般的に「嫌な予感」のように使われますので、この場合はどうかなと。

・山の朝こころも蝉も騒ぎ出す

これは提案句というより、こういうことでしょうか?というようなものです。提案は慈雨さんのものを参考になさってください。

あれこれ申し上げましたが、これに懲りずにまた聞かせてくださいね。よろしくお願いします!

点数: 2

「原爆忌におむすび握る掌」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 原爆忌におむすび握る掌

慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。深い句ですね。

ヒッチ俳句さんとは別の意味で、私も上五の「原爆忌に」に目が止まりました。慈雨さんなら、こうした五音の季語、まして忌日の季語は下五に置いたほうが効果的というか普通であり作りやすいことはご存知のはず。なぜ上五に持ってきたのだろうと。
それはこれから下五に置こうとしている措辞を、長く印象に残るようにしたいという意図からか?と思いました。
そうでなければ、
「手のひらにおむすび握る原爆忌」
で済んでしまう。
でも作者は、この日をきっかけに、平穏の中でおむすひを握ることのできる幸せを、「掌」という一文字(五音)で表現しようとしたのだろうと。
勉強させていただきました。
ヒッチさんも、有難うございます!

点数: 2

「うちの犬へそ天が好き夕涼み」の批評

回答者 なお

添削した俳句: うちの犬へそ天が好き夕涼み

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
御句拝読しました。
へそ天って、そういう意味ですか?それ標準語ですか?
私は真面目に、海老天とかイカ天とかのように、天ぷらの種類かと思いました!ワンちゃん、天ぷらが好きなんだと。
お腹を上にして寝ることですね?ウチでは猫がそうしていましたよ。

まいった!悔しいので(笑)、提案句を。

・へそ天にしてうちの犬夕涼み
・へそ天に向け愛犬の夕涼み

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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