俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1460ページ目

「おしろいや駐車ご遠慮願います」の批評

回答者 なお

添削した俳句: おしろいや駐車ご遠慮願います

慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。面白いですねー。白粉花をおしろいとも言うのは、初めて知りました。有難うございます。
おしろいや、と文語調の切れを入れて、でも中七以降は口語体というのがユニークですね。こういう例句もあるようです。

私は普通っぽくなるかもしれませんが、試しに「おしろいや」に合わせて詠んでみました。

・おしろいや駐車は遠慮願いたく

なんだか怖いオヤジが出てきそうですね(笑)。原句いただきます!

点数: 2

「蝉指にぶわり広がる少年期」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 蝉指にぶわり広がる少年期

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
御句拝読しました。実は私も一昨日、道に蝉が落ちていて、どうしようかと思いましたが急いでいたこともあり、そのまま行ってしまいました。ヒッチさんは優しいですね。

さて御句、私はやはり「蝉指に」がちょっと気になりました。意味はよくわかるのですが、「親指」みたいな感じに読めます。
しかしこの句のキーワードは、蝉はもちろん、指、ぶわり、少年期。
これらをどう構成するかで、こう考えました。

・蝉つまみ指にぶわりと少年期

もう一つのキーワード候補「しがみつく」は、慈雨さんがたくさん考えていらっしゃるのでそちらに譲ります!

点数: 2

「生きるとは捨てることなり凌霄花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 生きるとは捨てることなり凌霄花

おかえさきさん、こんにちは。
拙句にはいつも温かいコメントを有難うございます。
御句拝読しました。何やら、色々とおありのご様子。
ご相続がまとまったとのこと、良かったですね。もめることの多い相続、私は二度の経験から結構学びました。
私も実家の不動産は放棄しました。それなりの高級住宅街でしたが、私はいま住んでいる下町が好きですので未練はありませんでした。でも実家の思い出は死ぬまで忘れないでしょう。

それから、観念句で嫌われるとかおっしゃらないでください。観念句でも色々あって、読み手の心に沁みるものはやはりいいと思いますよ。心に景が浮かびますから。

御句、ヒッチ俳句さんが出だしの「生きるとは」にコメントなさっていますが、私も同感かな。ちょっと大上段かもしれません。
上手く生きていくためには手に入れることばかりを考えるのではなく、諦めたり、捨てたりするのも必要だと思いますが、「生きるとは捨てることだ」と言い切ってしまう勇気は私にはなくて…。

・捨ててこそ拾うものあり凌霄花

くらいならなんとか。

まだまだ暑い日が続きます。甲子園では熱戦が繰り広げられています!
さきさんはどこを応援していらっしゃいますか?

点数: 2

「ゆらゆらと衣類靡かす秋の風」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ゆらゆらと衣類靡かす秋の風

とまけちさん、こんにちは。
御句拝読しました。
気のついたことを言いますと、「衣類」はちょっと硬いですね。俳句は普段使わない言葉を使うかと思えば、普段使わない言葉を使うと何か言われたり(笑)、色々難しいのです。でも、基本は自然が一番で、普段から使う言葉が大事だと思います。

次に御句、秋の風が衣類をなびかす、と、季語が動作の主体になっています。
こういうのは、別にダメというわけではないのですが、作者は、洗濯物が揺れているのを見て、その後から、ああ、秋は来ているのだなと思ったのですよね。それであれば、このような直接表現ではなく、間接的な表現のほうがかえって詩情が出ると思いました。

・物干しの洗濯物に秋の風

ちょっと何だかつまらないか。

・ユニフォーム洗って干して秋の風

もう負けちゃったのかな・・・。

点数: 2

「夏は晴れ新たな季節秋と冬」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏は晴れ新たな季節秋と冬

あかさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。厳しくしてくださいとのこと、多少きついとお思いのところもあるかもしれませんが、ご容赦ください。

御句、とは言いましたが、これは俳句でしょうか。これが、「夏は過ぎ新たな季節秋と冬」であればまだわかります。その通りですからね。ただ、その通りなだけで、何の感動もわきません。

元に戻って、「夏は晴れ」とはどういうことでしょうか。当然のことながら、曇りも雨の日もあります。これが「夏は暑い」であればわかりますが、これもその通りですよね。

そして何より、季語の問題があります。コメントに「季語を入れて工夫しました」とのことですが、どのような工夫でしょうか。基本的に、季語は一つでいいですよ。

暑かった夏が過ぎてこれから秋だ、ということを言いたかったとしたら、例えば、「夏の果」とか「夏終わる」、あるいは「秋近し」、「秋隣」などの季語があります。これらを置く工夫をなさってはいかがでしょうか。

それと、最初のうちは、コメント欄に、この句でお伝えになりたかった光景とかお気持ちとかを添え書きしておくと、みなさんが意見やアドバイスをしやすくなりますよ。
よろしくお願いします。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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