「炎昼に網持ち走るけもの道」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 炎昼に網持ち走るけもの道
せんかぶさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。初心者さんとおっしゃいますが、ここはみんな初心者です。その中でも、ある程度経験を積んだ人が、自分が教えてもらったことを伝えていく、そんなところです。お気軽にご参加ください。
慈雨さんがおっしゃるように、形は出来ていると思いますので、あとは、作者の伝えたいことが伝わるかどうかですね。色々に解釈してもらうのも俳句の楽しみですが、やはり、思った通りに伝わると嬉しいものです。
その点で、御句、私はご自身のコメントを読むまでは、猟師さんとかのことを詠んだものと思いました。「炎昼にもかかわらず、網を持ってけもの道を走る」となっていたので。ちょうど今日の朝刊で、秋田のスーパーにクマが立てこもっているとかの記事を読んだからかもしれません(笑)。虫取り少年のイメージはわきませんでした。ごめんなさい。
皆さんのおっしゃるように、季語を「捕虫網」にすれば一気に解決です。夜や雨の日に虫取り網を持って走ることはないから天候や時間帯もこれでわかりますし、年齢層も推測できます。季語の力です。
他の方々の捕虫網の提案句をご参考になさってください。
よろしくお願いします。
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