俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1444ページ目

古民家に着くや跣になりにけり

回答者 なお

添削した俳句: 古民家の縁を跣で歩きけり

こんにちは。げばげば様、いつも勉強させていただいております。

御句、これはもう完成形ではないですか?
跣という字、最初は読めず、というか、つま先だと思いましたので、字余りだなと思い、調べましたら「はだし/すあし」だと。皆さん色々な言葉をよくご存知ですね。本当に勉強になります。

提案句置きましたが、無理矢理作りました。
古民家に着くやいなや(ここの「や」は、この「や」です)、何かひかれるものがあり、矢も盾もたまらず裸足になってしまった、というような意味です。

知世さんがげばさんの作風を褒めておられますね。私も負けないように頑張ります!

点数: 1

山の裾広し越後の青田風

回答者 なお

添削した俳句: 吹き下す越の山裾青田風

こんにちは。村山陽子様、いつも勉強させていただいております。

前回、バナナの声変わりの句では、私の鑑賞力の無さを披露してしまい失礼いたしました。

今回の御句、何やら広々と爽やかな印象が伝わってくるのですが、同時に言葉の重複もあるように思いました。

提案句は、一般に「越」では新潟地方のことと伝わらないのではという不安と(余計な心配かもしれませんが)、言葉の重なりを解消しました。そして私は、新潟と言えば米どころ、とても広々とした青田が広がっていると思いましたので、「広い」という言葉を入れたいと思いました。

村山様の句意を損なうようであれば申し訳ないですが、一旦ご笑覧ください。

点数: 1

缶開けて向き合う二人夏の月

回答者 なお

添削した俳句: 公園のカップル照らす夏の月

こんにちは。白南風様、いつも勉強させていただいております。

御句、ウン十年前の青い記憶がよみがえりました。くそ暑いのに、わざわざ屋外の公園のベンチで時を過ごしたものです。
御句は、その時の雰囲気を残していますね。要するに昭和の。失礼ですが少し古い感じがしましたので、現代風(?)に詠んでみました。
無粋な宣言が出てお店では飲めないので、公園のベンチで乾杯をする二人を詠んでみました。

あまりお勧めできる行為ではないですけどね!

点数: 0

法悦とはこのことなりや水シャワー

回答者 なお

添削した俳句: 法悦を味はふ如く水シャワー

こんにちは。負乗様、いつも勉強させていただいております。

御句、法悦とは初めて聞く言葉で、法事とかでご住職が読経のあとの有難いお話のことかと思いました(それは法話)。「この上ない喜び」とか「エクスタシー」とかの意味と知り、驚きました。
私は水のシャワーは苦手で、真夏のどれほど暑い時でも温水シャワー派です。それだけ年寄りだというだけのことです。

さて御句、法悦の意味を考えますと、もはや、「〜のような」という比喩は不要ではないかと思いました。
提案句はその考えから置かせていただきました。

法悦は魅力的ですが、水シャワーは遠慮しておきます。

点数: 2

小休止気分はまるで夏休み

回答者 なお

添削した俳句: 木陰にてさぼる短き夏休み

こんにちは。卯筒様、いつも勉強させていただいております。

御句、最初の「資料手に」のほうで提案句を置かせていただこうと考えていましたら、こちらに変わりましたので私もついてきました。

この情景、心境よくわかります。私も入社後最初の5年間は外回り勤務でしたから。
最初の夏、高校野球の話になり、私が「日陰に車とめてラジオ聴いてます!」と言うと先輩がバカヤロウと。怒られると思ったら、「サテンに入ってテレビで見ろ。その方が涼しい」。懐かしい記憶です。

その意味で、御句、本句も前句も「さぼる」が引っかかりました。確かに外回り営業は、自分の裁量で休憩が取れますが、それはサボりとは言わないのではと。もちろん、やるべきことをやらないのではサボりと言われてもしかたないと思いますが、外回りは色々と大変なことがあり(最大の負荷は移動の運転。あとで電車移動の仕事になってからつくづく思った)、臨機応変の小休止込みでの業務体系になっていると思うのです。
話が長くなりすみません。おそらく仕事に真面目に取り組むであろう卯筒さんが、「さぼる」で誤解を受けないようにと思いました。

提案句は、他に、
 営業車停めてしばしの日陰かな
 書類手に休む外勤なればこそ
など考えました。

懐かしい外回り時代を思い出させてくださり有難うございました!

点数: 1

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