俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1442ページ目

「天国で尻尾振ったか紅葉舞い」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 天国で尻尾振ったか紅葉舞い

獣魂碑さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。紅葉が舞う、これはきっと、死んだ愛犬が天国で尻尾を振ったからだな、というような句だと思いました。
しかし、コメントがないと、ちょっとわかりにくいかもしれません。

私も犬を入れて考えてみました。

・空で犬尻尾振るらむ散る
・紅葉散る空で愛犬尻尾振る

天国を空にして犬を入れはしましたが、どうでしょうか。

点数: 0

「風ふわりチャイムの聞こゆ枯野原」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風ふわりチャイムの聞こゆ枯野原

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。すぐにコメントしたかったのですが、なんとなく違和感を覚え、ちょっと保留にしていました。
その違和感は、先にヒッチ俳句さんがコメントなさって、私もそうだなと思いました。
上五中七までは春っぽい、花咲き乱れる花野の雰囲気で、下五の季語で急に荒涼たる冬の景色が広がる。

でも、今の今まで違和感と思っていましたが、これをオリジナリティととらえれば、もしかしたらすごく面白いのかもしれません。
でもそのためには、「ふわり」もさることながら、聞こゆの代わりに(チャイムなので聞こえるのは当然)、どこのチャイムかを入れるとかすると、枯野原が生きてくるかもしれませんね。

例えば、ご批判があるかもしれないと覚悟の上で、

・風に乗り施設のチャイム枯野原
・風の向きチャイムに知れり枯野原

よろしくお願いします。

点数: 1

「異国より友来て語らう初冬の夜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 異国より友来て語らう初冬の夜

やんさん、こんにちは。
めいさんからお尋ねが来ていますね。
やんさん宛てになっていますが、「異国より…で日本人とわかる方がおられて、」というのは私のことだと思いますので、私が答えていいでしょうか。

お尋ねは、「異国より…で、日本人だとどうしてわかるのか、異国人とは思わないのか?」ということだと思います。

やんさんへのコメントにも、
「異国よりの友」で「異国の友」ではないので日本人の里帰りとわかりますね。
と理由を書いておいたのですが、もう少し説明しますと、
特にやんさんくらいなら、外国人なら「異国の友」とするだろうと思ったのが一番かな。音数も減りますし。

それをあえて異国より友が来たとして、「冬の夜を語り合った」というのは、とても仲がいい幼なじみ?かつての同級生?懐かしい友人、という印象を持ったからかもしれません。
もちろん、外国人とでも、冬の夜を語り合うことはあるかもしれませんが、私がそこまで外国語が達者でないことから、日本人と思ったこともあるかもしれません。

理屈からしても、「異国の友」だと直接の形容になり、「異国に生まれた友」の要素が強くなりますが、「異国よりの友」だと、単にそこから来ただけだと取れます。
でもこの解説は屁理屈のようですね、すみません。

めいさん、これでおわかりいただけたでしょうか。
でも、このやんさんの句を、外国人のお友だちが来た、と解釈しても、間違いとかそういうことではないと思います。
もしやんさんからもご返事なさったら、そのほうがよろしいかと思います。よろしくお願いします!

点数: 1

「初氷今日は土星の輪がきれい」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 初氷今日は土星の輪がきれい

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。思いが宇宙に飛びそうな壮大な句ですね。

私も「今日は」がちょっと気になりました。
一つには、俳句は基本的に今を詠みますので、原則として今日の出来事です。
ですからあえておっしゃらなくても、今日のことと読めると思います。
また、季語の「初氷」は、「今日初めて氷が張ったよ!」という、特定の日を指していますので、その意味からしますと、「今日は」は重複するかもしれません。

・初氷いつにもまして土星の環
・初氷図鑑のやうな土星かな

提案句はお粗末さまで申し訳ありません。よろしくお願いします。

点数: 1

「回転木馬調整中冬そこに」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 回転木馬調整中冬そこに

岸あすみさん、こんにちは。
御句拝読しました。乗りたかったのに、残念でしたね。
雰囲気はとてもいいのですが、なぜ七六五の破調に?
俳句が五七五なのはやはり流れが美しいからで、御句もそれに向けて調整なさってはいかがかと思いました。
・冬そこに回転木馬修理中
・冬そこに乗れぬ回転木馬かな
・動かない回転木馬冬の夜

一例ですがよろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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