俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1441ページ目

「あら大胆海へと走る水着かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: あら大胆海へと走る水着かな

こんにちは。負乗様、いつも勉強させていただいております。

御句、大好きです!
まず出だしから、やられた!と思いましたよ。これを、上五を「大胆に」とかにしたら、それはそれで句として成立すると思いますが、面白くないですよね。
それに「海へと走る」と客観描写にして、なまじっか「海へと急ぐ」などとしなかったところがすごい。走っていたって、急いでいるかどうかはわからないですものね。
さらに、ビキニにしなくて良かった。私はオジサンですから、頭の中で、どんな水着か色々想像させてもらいました。もちろんそれはビキニかもしれませんが、そう言いきらないほうがいいでしょう。
掲載決定!(笑)

点数: 2

岩場より飛ぶポップコーン波の花

回答者 なお

添削した俳句: 巌よりポップコーンかに波の花

こんにちは。
74様、いつも勉強させていただいております。

習作5とのことで、4を参考になさったとのことですが、実は私、4は見逃していたので今初めて見ました。

御句、初見では、「巌よりもポップコーンのように見えるよ、波の花は」という意味の句かと思いました。そしたら違いました。よりは比較ではなく方角のよりでした。
あと、「かに」も実はわからなかったので調べました。多分そうだろうとは思っていましたが…。
巌も、私の個人的な印象では、海岸にあるものではなく、山にあるものというイメージでした。

そんなこんなで提案句です。
巌は、わかりのいい岩場にさせていただきました。情感の薄れとかはそれほどないと思いました。
これまでの習作の流れを知らない初めての方には「なんのこっちゃ」と思われるかもしれませんが、いかがでしょうか?

このポップコーン、かなり塩味が効いていそうですね。

点数: 1

日の盛り門口に干支見つけたり

回答者 なお

添削した俳句: 門口に蛇を見つけし日の盛

こんにちは。洋子様、いつも勉強させていただいております。

御句、他の方もおっしゃっているように、蛇と日の盛りの季重なりです。私事ですが、私、蛇が大大大の苦手ですので、頭の中で想像するのも字を見るのも勘弁願いたく、そのためこちらのほうにご退場いただきます。

提案句は、その生き物に「干支」と言い換えて登場させました。もちろん今年の干支ではないのはわかっています。ここは勝手に洋子さんの干支にさせていただきます。確率は12分の1。違っていたらごめんなさい、というか私の提案句のなかだけのことですのでご容赦ください。
いずれにせよ、出かけようとしたら、門口に自分の干支がいらっしゃった。「お、縁起がいい!」と思った、ということです。

しかし一日中お探しになった、とのことですが、私としては、見つけても嫌だし、見つからなくても不安だし…。

点数: 0

雲の峰天狗のコル越へ槍めざす

回答者 なお

添削した俳句: 雲の峰天狗のコルの先に槍

こんにちは。久田しげき様、いつも勉強させていただいております。

御句、これは実際に登った人でないとわからない景だと思いました。私も山歩きはしますが、槍・穂高はレベルが高すぎて上高地どまりでした。西穂独標までは行けそうですが、その先は辛そうですね…。
御句ですが、そのように山をやっている者には景が浮かび、自身の山の記憶、経験と重ねて味わい深いものがあるかと思いますが、一般的には、何がおっしゃりたいのかわからないですね。登山家にはわかる山の固有名詞を二つ並べたもので、久田さんの他の句のような、漂う情緒が感じられません。
久田さんのことですから、ただ単にそういう山が見えた、なんてことではなく、これからあれを登るんだ、とか、いつかは登ってやる、とか、若い頃は登ったなぁとか、あるいは単にきれいとか荘厳とか峻険とか、そういうことを少しでも含ませることがお出来になるのではと思いました。
提案句はうまく出来ません、駄句ですが、申し上げたいのはこんな感じです。私が間違っているかもしれませんし、久田さんの句風に合わないということであればご放念ください。生意気失礼しました。

点数: 0

「山の湯の熱きもよろし生ビール」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 山の湯の熱きもよろし生ビール

こんにちは。久田しげき様、いつも勉強させていただいております。

御句、いいですねー、山の湯は熱くなくては行けませんよねー、というような感想を書こうとしましたら、負乗さんが「熱きを叱り」ですと。参りました。「なんだあの風呂は。熱くて入っていられやしないよ。全く」とか言って出てきて、冷えた生ビールをグイッと飲む…。詩情ですねー。「あー、熱くていい湯だった」もいいですけどね。私などであれば、「ぬるきを叱り」くらいで悦に入るでしょう。まだまだだ。

ここはすみませんが、負乗さんの添削句に一票です。

点数: 1

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