俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1434ページ目

「春の風揺れる花々波のよふ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春の風揺れる花々波のよふ

木の葉に火花さん、こんにちは。
御句拝読しました。

下五の「波のよふ」とは、「波のように」ですね。それなら「やう」ですが、「よう」でもいいですよ!

この句も、花々は桜ではないでしょう。色々な花ということですね。

まず「春の風」を季語として生かすとすると、

・波のごと花々揺らす春の風

というのがあるかと思います。「波のごと」とは、「波のように」という意味です。

季節を秋にしてもいいのでしたら(笑)、「花野」という美しい季語があります。

・波のごと風に漂う花野かな

下五を「花畑」とかにするのもありかと思います。

色々お伝えしましたが、他の方々のご意見もぜひ参考になさってください。私などよりいい提案をしてくださると思います。よろしくお願いします。

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「扇風機の首振り眺む朝十時」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 扇風機の首振り眺む朝十時

とだらさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。基礎的な間違いとかはないと思います。俳句で間違いとは、あまりないと思いますが、やはり、
・五七五の十七音
季語を一つ入れる
この二つが出来ていれば基本的に大丈夫だと思います。

御句のポイントは、朝の10時に扇風機の首振りを(ぼんやりと)眺めているこの人はどういう人?ということかと思います。俳句の面白さは、読み手に想像させることだと言われています。その意味では、面白いですね。
扇風機の「首振り」、なぜ首を振っていなくてはならないのか?
なぜ「眺む」なのか?「見つめる」でなくて。
「朝十時」、なぜ朝の10時?とか面白いです。

投句の前夜は七夕の花金でしたね、何かありましたか(笑)?

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「風でさえ拭えぬほどの夏の汗」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風でさえ拭えぬほどの夏の汗

たったんさん、こんにちは。
もうお名前を変えましたか。前のお名前も味がありましたけどね(笑)。

さて御句拝読しました。この時季を表すような光景ですね。

一番の問題は「夏の汗」でしょうか。と言いますのは、汗は一年中かきますが、やはり暑いからかくということで夏の季語です。ですので、「夏の汗」では重複してしまいます。

あとの問題は、「風でさえ拭えぬ」という措辞(言葉、表現)ですね。「風でさえ拭えぬ」というと、「何かなら拭える」ということになるわけですが、それは何でしょう?一番わかりやすいのはハンカチとかタオルなどだと思いますが、それでは面白みがないですよね。そこがわからないのと、あと、風が汗を拭えるだろうかという疑問です。

ちょっとその点を「夏の汗」のことと合わせて詠み替えてみましょうか。

・街を行き風で乾かぬ玉の汗

これはあまりうまくはないですが、
すごい汗をかいたことの理由を入れて、そして、とても風では乾かない、だから何かで拭うのだ、という流れにしてみました。

他の方のご意見も参考にしてください。

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「夏の夜や湯の町響く下駄の音」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏の夜や湯の町響く下駄の音

いつきさん、こんにちは。
前のお名前で出ていらした頃にお世話になりましたなおじいです。
しばらくご無沙汰している間に、なんだか先生のようなお名前になりましたね(笑)。緊張します(笑)!

さて御句拝読しました。二月に日本海のほうの有名な温泉に行きました。そこは旅館には大きなお風呂がなく、外湯巡りを楽しむのです。真冬でしたが、素足に下駄を履いて、とても楽しかったです。
そんな記憶がよみがえりました。有難うございます。

一つ提案ですが、ちょっと語順を変えてみました。

・夏の夜や下駄の音響く温泉街

「下駄の音」の読みは「げたのね」として、「湯の町」は音数の関係でコメントにある「温泉街」にさせていただきました。

またよろしくお願いします。

点数: 0

「照り返す床屋の夏の鏡かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 照り返す床屋の夏の鏡かな

こま爺さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これは、こま爺さんが床屋さんで散髪してもらっていて、鏡に映る景色(外が見えるとか)が、涼しいこの店内とは違って、うわ、夏だなぁ、ということですか?

私は、外の道を歩いている人が、何か一瞬キラッと光った、えっ?と思って辺りを見廻すと床屋さんの鏡に夏の太陽が反射していたのでした、という光景を想像しました。

こちらですと、下五に屋外の季語を置いて、

・照り返す床屋の鏡大夕焼

とか。でもこれだと近いかもしれないので、

・照り返す床屋の鏡蝉しぐれ

なども面白いかと思いました。

ああ、でもなぁ、床屋さんと屋外季語では違和感があるかもですね。当初の鑑賞のほうにしましょう。

・照り返す床屋の鏡夏景色

すみません、だんだんわからなくなってきましたのでこの辺で失礼します!

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