俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1434ページ目

蚊柱や急に無言の帰り道

回答者 なお

添削した俳句: 蚊柱や口を噤みて帰途につく

こんにちは。げばげば様、いつも勉強させていただいております。

御句、面白い情景を捉えたなと思いました。我が家の近くではよく蚊柱が立ちますよ。私は全然慣れていますが家人は嫌いできゃーきゃー言いますね。

げばさん、質問です。「口を噤む」という表現は、単に「口を閉じる」という意味ですか?それとも何か暗示的に、「喋らないようにする」ということを意味していますか?
というのは、私は蚊柱によく突っ込むのですが、その際に口を開いていると口の中に蚊が入ってくるので必ず口は閉じるのです。でも、これは「口を噤む」とは言わないですよね。
この句で「口を噤む」と言っているのは、単に「口を閉じる」だけではなく、他の深いところの意味も重ねていますか?

一応提案句置かせていただきましたが、「蚊柱や」と切らない案であれば、イサクさんのコメント中の提案句「蚊柱の人を黙らす夕まぐれ」に一票です。

点数: 1

みぎひだり草原を舞う燕かな

回答者 なお

添削した俳句: ひらひらと草原の上つばめ飛ぶ

こんにちは。くりもなか様、いつも勉強させていただいております。

先日は鳥の鳴き声を調べるサイトを教えてくださり、有難うございました。いいものがあるのですね。

御句、今回は燕ですね。燕って、話にはよく出てきますがあまり見たことないんですよねー。あ、こんなところに巣が、と思うことはあっても、鳥そのものは…。
今回は草原を飛んでいるとのこと、これって意外でした。なんだかそれってヒバリとかの専売特許で、燕は街中、駅舎とか学校とかの軒先が舞台かと思っていました。すみません、鳥類素人です。

そんな鳥類素人の私でも、「ひらひらと」は違和感あります。ちょうちょではないのだから。
提案句、最初は「すいすいと」としようかと思いましたが、どうもピンときませんので、そういうのはやめて掲句のようにしました。

気持ちよさそうですね。

点数: 1

夕立やカバン頭に係長

回答者 なお

添削した俳句: 夕立やカバンを傘に係長

こんにちは。白南風や様、いつも勉強させていただいております。

御句、そのユニークさに敬服、これからずっとこの路線で、と願います(笑)。

提案句は上記のように置かせていただきました。特に原句よりいいとは思いませんが、少しでも具体的に、と考えたらこうなりました。

提案句を考えている過程で類想句が次々と浮かんできましたので、図々しいですがここに置かせてください。
 夕立や濡れて移動の平社員
 夕立や気づかず仕事テレワーカー
 夕立や部長に傘貸す次長課長
 夕立やタクシー探す本部長
 夕立や秘書が傘出す副社長
 夕立や車に乗り込むCEO

大変失礼しました。

点数: 1

明け方のひぐらし四季の際を知る

回答者 なお

添削した俳句: 明け方の夏も過ぎゆくひぐらしや

リモネンさん、こんにちは。

御句について、多くの方々が詳細なご指導をなさっていますから、もはや私などからのコメントは不要です。

と思いましたが、一つだけ。俳句を読んで何がおっしゃりたいのかよくわからない場合でも、コメントを読むと、すなわち背景とかを説明してもらうと理解できる場合があります。それはもちろん、コメントは長く書けるということが一番の理由ですが、加えて、自然な気持ちで構えていないということだと思います。

リモネンさんの場合も、コメントの2行目と3行目で十分俳句が出来そうです。
たとえば、
明け方にひぐらしの声聞き夏過ぎゆく悲しさ
これではまだ問題がありますので、それを色々推敲していきます。そのためのヒントは、皆さんがくださっていますね。

以上で、私は勝手ながら提案句を置かせていただき失礼いたします。
「際」はきわと読みます。表記は「きは」です。終わりとか境目とかの意味です。

点数: 0

「名峰を下に置きたる雲の峰」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 名峰を下に置きたる雲の峰

こんにちは。久田しげき様、いつも勉強させていただいております。

御句、どこの山とわからずとも「名峰」というだけで句として素晴らしいものがありますが、コメントを拝見したら南アルプスとのこと。これを下に置くという雄大さがこの句のポイントですね。
南アルプスは私のようなハイキング人間にはハードルが高すぎて、実は百名山もこの地域は諦めています。

「♪頭を雲の上に出し〜雷様を下に聞く〜」のは富士山だけではないですね。
良い句を有難うございました。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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投稿日時:

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