俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1433ページ目

「家系図に知らぬ名のあり薄紅葉」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 家系図に知らぬ名のあり薄紅葉

あらちゃんさん、こんにちは。御句拝読しました。
我が一族では、私が家系図を作っているので、私は全員の名前を知っていますが、私以外は全員の名前をわかる人はいなさそうですし、そもそも家系図などあることを知らないでしょう。

さて御句ですが、上記の考えからしますと、あらちゃんさんがお作りになったのでなければ、知らない名前があるのは当然だと思うのです。
ですので、俳句に時間経過はそぐわないとよく言われますが、次のようなのはいかがでしょうか。

・知らぬ名の増えし家系図薄紅葉

ただこれは、論理的にはおかしいのですよね。自分の物忘れが進行しているか、知らないうちに孫やひ孫が生まれているか。

やはり、

・知らぬ名の多き家系図薄紅葉
・読めぬ名の増えし家系図薄紅葉

最後の句は、最近のいわゆるキラキラネームのことです。よろしくお願いします。

点数: 2

「体操の手の先の先秋の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 体操の手の先の先秋の空

竜虎さん、こんにちは。
竜虎さんにしては少しご無沙汰したような気がしますが、お元気とのことで良かったです。
御句拝読しました。ラジオ体操をやっていらっしゃるのですか?いいですねー!

御句、私は、手の先の先、より、どのような手の先なのかを入れたいと思いました。

・体操の伸ばす手の先秋の空

体操では、手を曲げたりブラブラさせたりもするので、伸ばす、と入れたのですが、平凡、説明調になってしまったかもしれません。すみません。

点数: 2

「ニョキョニョキョと足元見てね茸たち」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ニョキョニョキョと足元見てね茸たち

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。可愛らしい句だと思います。

ヒッチさんがおっしゃるように、普通はニョキニョキですが、これでは伸びすぎですよね。
ただ、その問題より、原句ですと、きのこたちに、踏まないようにと注意を促しているように読めますね。句意はそうではなくて、人間に言っていますよね。

・足もとに茸がいるよニキョニキョと

ニキョニキョにしたのはニコニコに通ずるかと思って…。

もし、このオノマトペにこだわらなければ、コメントから、

・足元に無数の茸踏まないで
・足もとに赤ちゃん茸気をつけて

点数: 2

「花野にいました証人はいません」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花野にいました証人はいません

慈雨さん、こんにちは。再々訪です。
横入り(笑)、有難うございました。私も確認しました。
げばさんのいいところは、その人のいないところでその人を褒めるのですよ。
それと、何か言われても、それをプラスに解釈して、自分の成長の糧にしている。かなりすごい。
私はこのような任意の同好サイトで、げばさんのような人物に巡り会えるとは思っていませんでしたよ。
嬉しいけど、なんか悔しい(笑)。
慈雨さん、今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「平安の鬼門は比叡いわし雲」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 平安の鬼門は比叡いわし雲

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいいですねー。古代のロマンを感じます。こういうムード、好きですよ。憧れます。

その上で、このままいただくのは悔しいので(笑)、ちょっとだけお伝えさせていただきます。

「平安」にはこだわりがあると思いますし、この句全体の雰囲気を決める大事な措辞と思いますが、それだけに印象がとても強いので、季語の「いわし雲」とのバランスを考えました。
そこで少しぼやかそうかと。

もう一つ、「鬼門は比叡」という語順でなく「比叡は鬼門」とするとどうでしょう。
微妙ですが、「鬼門は比叡」ですと、単に方角を示すととらえられかねないと思いますところ、「比叡は鬼門」としますと、道が険しい、比叡おろしとか気候も厳しい、鬼が出る、といったことを想像させるのではと。うまく説明できなくてすみません。

・古代には比叡は鬼門いわし雲

古代「には」が今一つと思いながら置かせていただきます。よろしくお願いします。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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