「家系図に知らぬ名のあり薄紅葉」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 家系図に知らぬ名のあり薄紅葉
あらちゃんさん、こんにちは。御句拝読しました。
我が一族では、私が家系図を作っているので、私は全員の名前を知っていますが、私以外は全員の名前をわかる人はいなさそうですし、そもそも家系図などあることを知らないでしょう。
さて御句ですが、上記の考えからしますと、あらちゃんさんがお作りになったのでなければ、知らない名前があるのは当然だと思うのです。
ですので、俳句に時間経過はそぐわないとよく言われますが、次のようなのはいかがでしょうか。
・知らぬ名の増えし家系図薄紅葉
ただこれは、論理的にはおかしいのですよね。自分の物忘れが進行しているか、知らないうちに孫やひ孫が生まれているか。
やはり、
・知らぬ名の多き家系図薄紅葉
・読めぬ名の増えし家系図薄紅葉
最後の句は、最近のいわゆるキラキラネームのことです。よろしくお願いします。
点数: 2