俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1429ページ目

「広き田に薄着で立てる案山子かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 広き田に薄着で立てる案山子かな

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。頑張っていらっしゃいますね!山田の中の案山子は絵になる句材ですからね、わかります!

御句については、慈雨さんのおっしゃる通りかと思います。

例えば、「広き田に」はあえて残しても、

・広き田に薄着のままの案山子かな

としましたら、「ああ、夏は暑いだろうと薄着にしてもらっていたけど、もう秋なのにまだそのままだよ。そろそろ朝晩は冷えるのではないかなぁ、案山子さんよ」などという想像が膨らみませんか?

また聞かせてください!

点数: 2

「彷徨ひの果てに花野の人と逢ふ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 彷徨ひの果てに花野の人と逢ふ

もんこさん、こんにちは。
御句拝読しました。
目的があって怖い句をお作りに?
どういう目的なのか、また、怖い句とはどういうものなのか、そうしたことがよくわかりませんが、もんこさんのことですから、よくよく考えてのことでしょうし、なんとかお力になれればという思いはあります。

御句、今のままでは、コメントがなければあまり怖くないのではと思います。なぜなら、意味がよくわからないからです。もしかしたら、わかっていないのは私だけかもしれませんが・・・。

御句を、あまりしたくないですけど、コメントに沿ってあえて「怖く」読んでみますと、「色々なことがあって、あっちこっちフラフラしたけど、もうそれも今日でおしまい。私はこの世とさよならします。あの世の、お花が咲き乱れている野原で待っていてくれる人と逢うのが楽しみです…」
こんな鑑賞でしょうか?
コメントがなかったら、こんな読みはしませんよ。

もっと怖い、読むのも嫌になるような句にすることはできないわけではないですが、あまりしたくないです。
ましてもんこさんにはしたくないです。ご理解ください。

点数: 2

「秋虹へフォークリフトの爪が向く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋虹へフォークリフトの爪が向く

ちゃあきさん、こんにちは。
御句拝読しました。お仕事お疲れ様です!ちゃあきさんはお仕事の合間に気がついたことなどをよくお詠みですね。とてもいいと思います。何か、いい意味で余裕が感じられます。

ただ御句、私は、「爪が向く」と、誰かの動作を入れてしまわずに、ヒッチ俳句さんのご提案句のように、「長い爪」とだけ詠んで、リフトが秋の虹まで届いて、軽々と運んでくるような夢想を誘うのも悪くないなぁと思いました。

ヒッチさんのご提案句を読むまでの私の提案句は、

・秋虹へ刺さるフォークリフトの爪

でした。どちらも、虹へ向けるだけでなく届かせてしまおうという…。

点数: 2

「乗せたはずミラーに映る黄泉の国」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 乗せたはずミラーに映る黄泉の国

ロミさん、こんにちは。
御句拝読しました。と言いたいところですが、俳句に一つは入れて欲しい季語が見当たらないような…。

怖い俳句をお作りになりたいのですよね。ミラーには何も映らないほうが怖いと思いますよ。

・乗せたはずバックシートは露に濡れ
・乗せたはずミラー映らぬ長き髪

あっ、二句目は季語がない!

点数: 2

「三日月はもつとスリムだおばさんよ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 三日月はもつとスリムだおばさんよ

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。楽しいですね!

ただ、原句では、川柳のようと言うより、ちょっと意味がわかりにくいかもしれません。

少し句意が変わると思いますが、こんなのを考えました。

・三日月の少し太りし今宵かな

これは、芭蕉の作と言われる(諸説あり)、「三日月の頃より待ちし今宵かな」がヒントになりました。

ただ、「おばさん」は難しいとしても、作者の他にもう一人の存在を匂わせるとしたら、

・三日月の少し肥えたと笑ひ合ひ

などはいかがでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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