俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1399ページ目

「Eテレは英語を語る秋時雨」の批評

回答者 なお

添削した俳句: Eテレは英語を語る秋時雨

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
拙句「思ふことそれぞれに芋煮会」にご評価ご添削有難うございました。おっしゃる通り、人の考えることは各人各様、十人十色で、それをいまさら俳句に詠むつもりはございまさんでした。本句では、例えばすき焼きとか、バーベキュー、あるいはおでんのような料理であれば、皆さん共通のイメージがあると思いましたが、芋煮会というか、芋煮鍋/芋煮汁はこのサイトの多くのメンバーが体験したことがない、わからないとおっしゃり、私の頼りないご説明からなんとなくご理解いただいた方も、その思い描いた景色はさまざまのような気がしましたので、このお題の締めくくりとしてこのように詠ませていただきました。
しかしいかんせん表現力が足りませんでした。
とはいえ、当たり前のことと切り捨てにせず、ご提案句まで考えてくださって有難うございます。
最近特別厳しいなんてとんでもない。いつも本当に勉強させていただいて感謝しております。これからもどうかよろしくお願いします。

さて御句。スランプですか?そのせいでしょうか、私の鑑賞力が足りないからかわかりませんが、ちょっと私には意味が取りにくいと思いました。
上五中七が、例えば「Eテレは英語で語る」であればわかる=色々想像できるのですが、「英語を語る」がわかりません。英語の成り立ちとか、英語の将来を議論しているように読めますが?
何かボーッとしていたら、テレビがいつのまにかEテレの英語教室になっていた、ということならそれもわかりますが、現実はそんなことはないですよね?

先ほど新しい句を置かせていただきましたので、そのご添削がてら、御句のご解読のヒントをいただけましたら勉強させていただきます。よろしくお願いします。

点数: 1

「劇場を出でて現の秋時雨」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 劇場を出でて現の秋時雨

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。

御句のような情景、とても共感します。素晴らしい芸術を鑑賞したあとは、しばらく余韻に浸っていたいですよね。現実はなかなかそうはいきませんが。

さて御句。私はこのままでいいのではないかと思いましたが、ここは添削道場、あえて申し上げるとすれば、ということで提案句を置かせていただきます。

・劇場を出て現なり秋時雨

ご承知のように「なり」は強い言い切りであり、詠嘆や感動の余地はない。これは作者の「外に出たら冷たい雨。もう感動に浸っている場合ではない。これが現実なんだ。」という感慨を表しています。

私は落語を聞くと、帰りに蕎麦屋で一杯やりたくなります。

点数: 1

「縁台や銀杏踏む歩王手なり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 縁台や銀杏踏む歩王手なり

水芭蕉さん、こんにちは。初めまして。私も初心者ですが、御句の感想と提案句を置かせていただきます。

季語が入り、五七五で切れの「や」もお使いになっている。形はいいのですが、季語は一つでよかったですし、「AとBをかける」というのはやめておいたほうがいいようですよ。

では一つずつみていきましょう。
季語についてはげばげばさんがおっしゃる通りです。縁台は年中ありますが、そこに座って将棋を指そうといのはいかにも夏の風物詩ですね。秋ではないです。
「銀杏踏む歩」。これがわからない。この後で「王手なり」と出てくるから、縁台とも合わせて将棋の話だと思いますよね。そうなると、「歩」というコマが銀杏を踏むか?どうやって???という疑問がおきます。仮に、将棋を指している人が踏むのだとしたら、足とか靴とかではないの?となりますよね?まるでわかりません。
掛詞は、主に和歌の世界で、技巧と情緒を競うために広まったとおもわれますが、俳句では難しいのであまり考えないほうがいいようですよ。自然にそうなると面白いですけどね。

そこで私の提案句です。今回、季節は秋ですので、縁台を残して夏の句にするより、銀杏を残して秋の句にしたほうがいいでしょう。

・銀杏の降るベンチにて王手なり
・銀杏を踏む脚揺らしつつ王手

次の句楽しみにしています。

点数: 0

「在宅の酸素の音や秋時雨」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 在宅の酸素の音や秋時雨

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
拙句「それぞれに」ご評価ありがとうございました。あつこんさんの日常生活報告句、いいじゃないですか。日常生活を詩情豊かに報告できたら、こんな、素敵なことはないと思います。非日常の体験をしないと句が詠めない、とかいうより、私は好ましく思います。

さて御句。私は恥ずかしながら、在宅酸素療法というのを存じませんでした。ですから、「在宅」と言われて思い浮かべたのは、今日の私のような「在宅勤務」です。しかし在宅というのは、コロナなどが流行るはるか以前から「在宅医療」という形で存在していたのだと思い知らされました。
「酸素の音や」は検討の余地があろうかと思いました。「シューシューと」とか、「コポコポと」とかで形容しようかとも思ったのですが、この私の思い浮かべている音が、果たして実際にあつこんさんがお聞きになっている音と同じか、自信がありませんでしたのでやめました。

げばさんの提案句もいいと思いますが、私の提案句は次の通りです。

・在宅の酸素療法秋時雨

これは事実を言い切ってしまうものです。情景そのままなのですが、もし最初にこれが出てきたら、「詩情がない」、「名詞つながればいいというものではない」とか言ったでしょうね。

・隣室の酸素の音や秋時雨

これは、在宅とは言わずに自宅屋内であることを伝え、相手が作者の目の前にいるのではなく、隣の部屋にいるのでその音だけが聞こえてきて余計に気になる、という景色を詠んでみました。

ご主人様お大事になさってください。

点数: 0

「秋時雨今夜シチューに決め直し」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋時雨今夜シチューに決め直し

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。

御句、こういうことってありますよね。急に冷え込んでくると、温かいものが欲しくなりますよね。その点、シチューのような煮込み料理や鍋物はいいですね。

御句でちょっと気になりましたのは、下五の「決め直し」という言葉です。細かいようですが、あまり一般的ではないような。一般的かな?別に一般的でなくてもいいか。

私の提案句ですが、
その1
・秋時雨メニューはシチューに変えよっと

これは晴菜さんならいけるかなと思って詠んだのですが、「よっと」はちょっと、ということであれば、
その2
・秋時雨心変わりのシチューかな
というのも考えました。

私もシチューが食べたくなりました。

点数: 1

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