俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1399ページ目

「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 白日傘閉づや世界を染めながら

こんにちは。イサク様、いつも勉強させていただいております。
拙句「今日こそは…日傘」ご評価ご添削有難うございました。
おっしゃる通りで、この道場は、私が今ひとつ納得いかない点があるまま投句しますと、必ずその点にご指摘が入ります。大変勉強になります。

さて御句ですが、正直さんざん考えました。しかしどうしても句意を捉えられませんでした。

私であれば、
 白日傘閉じて世界に染まりゆく
のように詠んでみました。長く白い日傘をさしていた人が、それをたたんだ途端にフルカラーの世界に染まっていく、という情景が感じられると思うのですが、御句は逆ですよね?
恥ずかしながら、私の鑑賞力では無理でした。精進しますのでまたよろしくお願いします。

点数: 1

夏未明独り身なれば火照る肌

回答者 なお

添削した俳句: 夏未明一人身なれど火照る肌

こんにちは。
卯筒様、いつも勉強させていただいております。

御句、夏の明け方、昨夜のことを思い出していますね?うらやましい。

ですが、卯筒さん、独り身だからこそ肌が火照るのですよ!
二人でいたら、火照るなどと言っている場合ではないですよ(by N先生)。
独り身だけど肌が火照っているのは昨夜は一人ではなかったから、でも今は一人、だから肌の火照りを感じる、そういうことでしょう?うらやましい。
従って、提案句は、「なれど」を「なれば」にさせていただきました。

で、卯筒さん、そんなに肌が火照るまで、昨夜はどこで日光浴したのですか?うらやましい。でもヒリヒリしますよ、これから^_^
にさせていただきました。

点数: 2

夏雲の無くて誰言う蒼空と

回答者 なお

添削した俳句: 夏雲のあいだを抜けて蒼き空

こんにちは。負乗様、いつも勉強させていただいております。
御句、まさに私が今日体験した心境です!私は、今日の空を見て、「こういうのを雲の峰というのかな?」と思いました。白い入道雲の上に真っ青な空。気持ちいい風。幸せを感じました。

そこで提案句ですが。みなさんがちゃんと飛行機とか入れてしっかりご添削なさっているのに、ごめんなさい、私は、「この雲がなくてどこが青空だよ!」と怒っているわけのわからない人の句になってしまいました。蒼空に「蒼空」とカギカッコをつけるとわかりやすくなります。

でも、雲あってこその青い空、という句意は共通していますよね?(笑)

点数: 1

宵宮の朱い灯に染む君の顔

回答者 なお

添削した俳句: 恋のいろ君照らす朱は祭の灯

こんにちは。ぽもこ様、いつも勉強させていただいております。
仏壇のメロンに続いてお邪魔します。

御句、祭りの夜の小さな恋心…。いいですね。情緒のある場面設定です。出来るだけその情景、心情を壊さずにしていきたいと思います。

御句、確かに、ご自分でもおっしゃっているように、語順がちょっとバタバタしている感がありますね。私はまだ駆け出しなので、論理的な解説は出来ないのですが、読み手の立場として、流れが悪くて、「え?何を言いたいの?」となってしまいそう。全体としては素敵なことを言っているのですけどね。
提案句ですが、まず、「恋のいろ」は「君」と「朱い」に含まれるでしょう。これで五音減りました。そのあとで、「君照らす朱は祭の灯」が少しわかりにくいので、「祭の灯が君を朱く照らす」と置き換えました。調整の段階で、季語の「祭」にもう一音欲しかったので祭礼ではどうかと思ったのですが、手元の歳時記にはなかったので、ここで見つけた「宵宮」にさせていただきました。

偉そうに手を入れさせていただきましたが、これでいいかわかりません。一つの参考になさってくださいね。

点数: 2

客来たる西瓜ぶら下げ雨連れて

回答者 なお

添削した俳句: 西瓜持ち雨の匂ひの客来たる

中山知美様、こんにちは。

御句、なかなかいい味わいです。私はかねがね、暑い夏の日に、息子の家に西瓜をぶら下げて突然訪問したいと考えているのですが、未だかつて実現していません。
提案句は語順を少し変えて、「雨の匂い」を言い換えさせていただきました。何がどうということではないのですが、自分が客であった場合、雨の匂いがする、と思われたら悲しいな、と思って。でも提案句も同じかな?
もう一つ考えたのは、
 客来たる西瓜と雨をお土産に
です。でも先ほども言いましたように、西瓜をぶら下げて息子の家に行くのが夢ですので、そちらを置かせていただきました。

こういうときの西瓜は丸のままのイメージですが、あれは冷蔵庫に入らなくて困りますよねー。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

低山と言へど急坂寒椿

回答数 : 20

投稿日時:

十二月生まれを損と悔やむ孫

回答数 : 20

投稿日時:

友の句の上位入選日向ぼこ

回答数 : 21

投稿日時:

冬の宿ダイヤル電話をもて遊ぶ

回答数 : 23

投稿日時:

獲れ高を競ふ浜辺の焚き火かな

回答数 : 20

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

雲の峰ベルト締めおり私の日

作者名 ジャマイカ丼 回答数 : 2

投稿日時:

人を喰ふツキノワグマや胸に月

作者名 負乗 回答数 : 7

投稿日時:

ひたすらに空へ真っ直ぐねぎの群

作者名 こま爺 回答数 : 4

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ