俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1395ページ目

「葉柳や風に遊ばれラの音す」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 葉柳や風に遊ばれラの音す

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
御句拝読しました。ラの音!こんな措辞、私にはとても思いつきません。こういう発想を勉強したいと思う今日この頃です。

とは言え、やはり、下五の「ラの音す」、これは提案させていただいてよろしいですか?

私は、「ラ」は生かしたいので、

・葉柳や風に遊ばれソラの音

「ラ」だけでなく、ソラを感じました!
よろしくお願いします!

点数: 1

「青鷺の杭に不動や僧のごと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 青鷺の杭に不動や僧のごと

田上南郷さん、こんにちは。
御句拝読しました。確かに青鷺は動きませんわね。私などは、一度は、石膏の像かと思ったことがありましたよ(笑)。
さて御句ですが、お写真を見てお詠みとのこと、それであれば、不動かどうかはわかりませんよね。それよりも、例えば街角に立つ托鉢僧のような厳しさをお感じになったのでは?
と勝手に想像をします。

・青鷺の杭に托鉢僧のごと

動画であれば、不動かどうかはわかりますけれどね。静止画ではね。

なんだか、あらちゃんさんやゆきえさんのご提案句に似てしまいました!
よろしくお願いします。

点数: 1

「ヌボオッと青鷺杭に生えてをり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ヌボオッと青鷺杭に生えてをり

田上南郷さん、こんにちは。
御句拝読しました。詠み直しですね。
前の句は、そう言えば、「不動」が入っていましたね。青鷺は確かに水辺で塑像のようにじっとしていることで有名ですから、季語に不動の意味が含まれていますね。
私は、南郷さんがそこから僧に結びつけたのが面白いと思いました。しかも、青鷺は群れていませんよね。そこから、孤高の托鉢僧ということで私の提案句「青鷺の杭に托鉢僧のごと」となったわけです。

しかし、南郷さんのおっしゃりたかったのは、僧侶のようだというより、「杭と一体化している」ということだったわけですね。それなら今回の「杭に生えている」というのは上手い表現ですね。

ただ、私は上五の「ヌボオッと」がちょっと気になりました。私は、このオノマトペですと、青鷺が何も考えず、気が抜けて薄ぼんやりしているように読めてしまうのです。
もちろん、南郷さんがそうお感じになったのならそれでいいのですが、私には、自分以外の動物が何を考えているかはわかりませんので、あくまで客観的な描写にしています。ですので、

・青鷺の水辺の杭に生えてをり
・立ち杭に青鷺まるで一体化

こんなふうに考えました。よろしくお願いします。

点数: 1

「多様なる友在る学舎若葉色」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 多様なる友在る学舎若葉色

やんさん、こんにちは。
御句拝読しました。コメントで学校の様子を教えてくださって有難うございます。御句を鑑賞するうえで参考になります。

内容的に感銘を受けますのでこのままいただきたいところなのですが、私の個人的な意見として二点お伝えしますね。

一つは、やんさんもお気になさっていますが、「在る」です。「人」のことですよね。「多様性がある」とは言いますが、「友だちある?」「あるよ」とは言いませんよね。やはり「居る」ではないでしょうか?

二つ目は、下五の「若葉色」です。雰囲気はわかるのですが、若葉色ですと、みんな同じ色な気がして。すぐその前で、色々な人がいる、とおっしゃっているのに。
おっしゃりたいことはわかりますので、「若葉」は残して、

・多様なる友の集ふや若葉風
・多様な友つどふ学舎(まなびや)若葉風
・多様性集ふ学舎(がくしゃ)に若葉風

などはいかがでしょうか。「いる」も使いませんでした(笑)。よろしくお願いします。

点数: 1

「下糸の絡まりほどく青葉風」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 下糸の絡まりほどく青葉風

るるさん、こんにちは。
拙句「カーネーション」にコメント有難うございました。るるさんは、いつも、「こんな風に読んでくれたらいいな…」と思っている通りに読んでくださいますね。るるさんのコメントを拝読すると、「投句して良かった」と思います。

と言いつつ、私のコメントは的を射ているかどうか。

御句拝読しました。うーん、下糸!やはりちょっとわかりにくいかもしれません。私は、先日BS再放送の朝ドラで「カーネーション」をずっと観ていて、よくミシンを踏むシーンが出てきたのでわかりましたけど、皆さんどうでしょう?

あらちゃんさんもミシンと入れては?とのコメントですね。

それと原句では、流れから、青葉風が糸をほどくみたいですよね。確かにそうかもしれませんし、それならそれで面白いですが、

・絡まりしミシンの下糸青葉風

これなら、「糸が絡まったけど、気持ちのいい風が吹いてきて、そのうちに無事にほどけたんだなと想像してくれますよ」、と提案しようとしたら中八だ!
あまり気にならないとは思いながら、気づいてしまったので、

・絡まりしミシンの糸や青葉風

これならどうだ!もはや、上糸か下糸かは関係ないだろう、という考えです。

これを、

・絡まりしミシンの糸や梅雨に入る

とかにすると、ほどけゆく感がなくなりますね。このままほどけなさそう。
よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

ほっといて好きで残暑のテラス席

回答数 : 43

投稿日時:

アマゾンの置き配の箱秋時雨

回答数 : 10

投稿日時:

友を待つ図書館覆う秋夕焼

回答数 : 18

投稿日時:

足湯にて裸足の君の白きかな

回答数 : 20

投稿日時:

橋のなき島の船長夏休み

回答数 : 24

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

デエビゴをディタで飲み干す熱帯夜

作者名 めい 回答数 : 9

投稿日時:

容赦せず伸びる敵草たまの汗

作者名 元明 回答数 : 4

投稿日時:

射干玉の月に明かして大晦日

作者名 游歩人 回答数 : 0

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ