俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1383ページ目

「歩く幅人それぞれの初詣」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 歩く幅人それぞれの初詣

ももぱぱさん、こんにちは。

冒頭コメントに私の名前を出してくださり有難うございます!

ただ、今後のために二点お伝えします。
一つ目、私の名前は「なおじい」と言いまして、年寄りではありますが「爺」ではないのです(笑)。ごめんなさいね。
あと、批評する力がないなんて、そんなことはないですよ。コメントに「いいね!」をポチっとしていただくだけでもいいですし、拙句に感想をいただくだけでも嬉しいです。お気軽にどうぞ。

二点目ですが、この御句は、他の方が前句を添削してくれたご提案句そのままではないですか?(私の勘違いならごめんなさい)

ももぱぱさんとしては、おそらく、いいご提案だと思って再掲されたのだと思いますが、ここは「自作」だけを載せるところです。提案を受けて自分なりに作り替えてまた載せるのはいいですが、そのままは避けてください。

以上、今後末永くお付き合いしていくために申し上げました。よろしくお願いします。

点数: 2

「吾が計は砕氷船に乗ることぞ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 吾が計は砕氷船に乗ることぞ

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。砕氷船って、よく考えられた構造ですよね。私も子供の頃はすごいなと思いました。

御句、夢が語られていてワクワクするのですが、ただ、細かいことを申し上げますと、季語が頭の中の夢であり、実態がないのが気になります。
例えば、桜は春の季語ですが、「早く桜を見たい」とか、「桜を見るのが夢」とかですと、そこに桜がなく、季語の力が弱くなると言われています。

ここは無理矢理でも現実に砕氷船を出してはいかがでしょうか。

・目の前を夢にまで見た砕氷船
・夢に見た砕氷船に乗り込まん
・砕氷船我が夢乗せて出港す
・バリバリと進む新型砕氷船

正直、「この後で目が覚めた」というオチでもいいと思います。
よろしくお願いします。

点数: 2

「無情にも降りる雪粒舞う結晶」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 無情にも降りる雪粒舞う結晶

星勲さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。能登半島地震の被災地の様子をお詠みですね。お気持ちお察しします。

お気持ちは寄り添ったうえで、俳句としてみていきます。

すでにあらちゃんさんがいいご指摘をなさっています。「無情」と「結晶」の件に加えて、提案句でさりげなく「被災地」という措辞を加えて現実感を出しています。御句では、これがポイントだと思います。

このままでは他の方のコメントをなぞっただけになりますので、私からも一つ。
「降りる雪」という措辞がありますが、「雪が降(お)りる」と言うでしょうか?普通は「雪が降(ふ)る」ではないかと思いました。
俳句では、雪は降るものだからと、明白な動詞は省略されることもあります。

・半壊の大屋根に雪ずんずんと
・被災地へ追い打ちのごと雪しまき

能登は豪雪地帯ですから雪は当分続くと思いますが、せめて一刻も早く皆さんが寒さを凌げるようになりますことをお祈りします。

点数: 2

「春草の絵かと見紛ふ冬の森」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春草の絵かと見紛ふ冬の森

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。二点、お伝えさせてください。

一点目、初読では「春草」は菱田春草のこととは思えませんでした。どなたかが「春の草花」の絵を描いたのかと思いました。それを冬の森と見紛う?どういうこと?と、よくわかりませんでした。
春草の作とか、春草の筆あるいは絵画とかにすると、まだ伝わるかと思います。

二点目は、「冬の森が実際には行っていないので季語として弱いか?行ったことにしておこう」というくだりについてです。
確かに、写真や動画で見ただけですと季語として弱いですが、御句からはそういう事情が感じられません。本当の冬の森を目の前にして、菱田春草の絵のようだとおっしゃっているのですよね、それならいいのです。その反対はちょっと・・・ですが。

・春草の日本画のごと冬の森

点数: 2

「母の手が老いて幾度の小春かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 母の手が老いて幾度の小春かな

幸福来来さん、こんにちは。
御句拝読しました。母を亡くした身としましては泣けます。

お母さんの手を取って、一緒に歩いていらっしゃるのですね。その手に老いを感じている。

「幾度の小春」は、素直に読めば、「もう何度もこんなふうに小春日和の道を歩いたなぁ」という感慨かと思いますが、同時に、「あと幾度、こうして手を取って一緒に歩けるだろう…」という気持ちとも読めます。

いい句です。マザコンなんかではないですよ。
あと、めいさんのおっしゃるように、「母の手が」は「母の手の」となさるとさらに良くなると思いました。

点数: 2

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