「木道の乾くを待ちて水芭蕉」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 木道の乾くを待ちて水芭蕉
こんにちは。イサク様、いつも勉強させていただいております。
御句、私は水芭蕉と言えば尾瀬と思っていますので、ちょっと時期は過ぎましたが、尾瀬と決めつけて感想置かせていただきます。
ご存知のように、尾瀬は全コース木道です。この木道というヤツは、濡れているととても滑りやすい。木道で滑って転倒でもした日には、山道より悲惨なことになりがちです。山に慣れた人も、濡れた木道はあまり好みません。
イサクさんの句は、乾くのを待って、ということですから、雨の中、濡れた木道を歩こうというのではないですね。雨が上がって晴れ間も出て、あとは木道がある程度乾くのを待って出発、というそんなワクワク感を伝えています。提案句は思いつきませんでした。
雨上がりの水芭蕉はことのほか美しいでしょう。また尾瀬に行きたくなりました。
点数: 1