俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1382ページ目

接種して笑顔葛切り頼む母

回答者 なお

添削した俳句: 接種帰り葛白玉をまよふ母

こんにちは。小西晴菜様、いつも勉強させていただいております。

御句、お母上をワクチン接種に連れていってあげたのですね。無事接種できてよかった。私の母はコロナが流行る直前に亡くなりましたが、高齢の親御さんは、色々心配症になるからその辺が大変ですよね。

さて、御句、最初は「葛白玉を迷う」で「甘味処で葛餅、葛切り、白玉のどれを選ぶか迷う」というのはちょっと難しく、コメントを読んでわかりました。ここは潔く、頼んだものだけ言い切ってはいかがかと。
提案句、私は葛切りを選びました(笑)。その前に、お母上がホッとひと安心している様を入れたいと思い、「笑顔」と入れました。

お母上大切になさってください。

点数: 1

月涼しさざ波寄せる竜飛崎

回答者 なお

添削した俳句: 月涼しさざ波黒き竜飛崎

こんにちは。74様、いつも勉強させていただいております。

御句、シリーズ②、興味深く拝読しました。石川さゆりをBGMとして。頭の中でですが。

悪くないと思うのですが、「さざ波黒き」は受け入れ難く思いました。おっしゃっているのは、要するに夜だから暗かった、ということですよね。それを「黒い」と表現すると、要らぬ不安を煽ることになるのでは?ただでさえ、夜の海というのは言い知れぬ怖さがありますよ。竜飛崎ではなくても、例えば昼間遊んだ浜辺に夜また花火をしに行った時などでもそう感じますね。
ということで、提案句は、「黒き」をやめただけです。ちょっと風流な感じしません?

いずれにしても、ご自身のコメントにある前句の「夏の夜や黒き波間の竜飛崎」のほうが、今回ご投句のものよりいいと思いました。

点数: 1

明けの雲大人になりて夕立雲

回答者 なお

添削した俳句: 夕立の種ふらふわと明けの空

こんにちは。ダック様、いつも勉強させていただいております。

御句、面白いことを考えましたねー。まるで、いま上映中の「それいけ!アンパンマンふわふわフワリーと雲の国」のようなお話ですね!
夢があります。

普通に考えると朝の雲が夕方まであるとは思えない。でも、明け方の赤ちゃんのようなふわふわした小さな雲が、夕方には夕立を降らすような、もしかしたら雷まで鳴らすようなすごい(?)雲になる、というお話は面白いです。

そこで提案句ですが、赤ちゃん雲を大きく成長させてみました。

点数: 1

蚊柱や急に無言の帰り道

回答者 なお

添削した俳句: 蚊柱や口を噤みて帰途につく

こんにちは。げばげば様、いつも勉強させていただいております。

御句、面白い情景を捉えたなと思いました。我が家の近くではよく蚊柱が立ちますよ。私は全然慣れていますが家人は嫌いできゃーきゃー言いますね。

げばさん、質問です。「口を噤む」という表現は、単に「口を閉じる」という意味ですか?それとも何か暗示的に、「喋らないようにする」ということを意味していますか?
というのは、私は蚊柱によく突っ込むのですが、その際に口を開いていると口の中に蚊が入ってくるので必ず口は閉じるのです。でも、これは「口を噤む」とは言わないですよね。
この句で「口を噤む」と言っているのは、単に「口を閉じる」だけではなく、他の深いところの意味も重ねていますか?

一応提案句置かせていただきましたが、「蚊柱や」と切らない案であれば、イサクさんのコメント中の提案句「蚊柱の人を黙らす夕まぐれ」に一票です。

点数: 1

みぎひだり草原を舞う燕かな

回答者 なお

添削した俳句: ひらひらと草原の上つばめ飛ぶ

こんにちは。くりもなか様、いつも勉強させていただいております。

先日は鳥の鳴き声を調べるサイトを教えてくださり、有難うございました。いいものがあるのですね。

御句、今回は燕ですね。燕って、話にはよく出てきますがあまり見たことないんですよねー。あ、こんなところに巣が、と思うことはあっても、鳥そのものは…。
今回は草原を飛んでいるとのこと、これって意外でした。なんだかそれってヒバリとかの専売特許で、燕は街中、駅舎とか学校とかの軒先が舞台かと思っていました。すみません、鳥類素人です。

そんな鳥類素人の私でも、「ひらひらと」は違和感あります。ちょうちょではないのだから。
提案句、最初は「すいすいと」としようかと思いましたが、どうもピンときませんので、そういうのはやめて掲句のようにしました。

気持ちよさそうですね。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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低山と言へど急坂寒椿

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友の句の上位入選日向ぼこ

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冬の宿ダイヤル電話をもて遊ぶ

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獲れ高を競ふ浜辺の焚き火かな

回答数 : 20

投稿日時:

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作者名 世良日守 回答数 : 3

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鷹の爪救いを求め冥府へ行く

作者名 おいちょ 回答数 : 0

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