「見晴らした清水寺や秋の空」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 見晴らした清水寺や秋の空
佐藤太郎さん、こんにちは。初めまして。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。
佐藤君は中学で京都に修学旅行に行ったのですか?うらやましいです。私は修学旅行では行けなかったのですよ。初めて京都へ行ったのは何と大学生になってからです。
清水寺、よかったでしょう。私も感動しましたよ。
さて御句。基本的なかたちはいいのですが、よく見ると、ちょっと変ですね。どういうことかというと、佐藤君は清水寺「から」秋の空を見渡したのですよね?そしてその広さ、青さに感動したと。
でも今の句だと、清水寺「を」見渡した(見晴らした)ように読めませんか?
提案句としては、
・清水の寺から見晴らす秋の空
これが一番素直かなと思いますよ。
・舞台から見渡す京の秋の空
こんなのも面白いかもしれません。清水寺とは言っていませんが、京都の空を見渡せる舞台と言えば清水寺と思い浮かべると思います。
これらの提案句は佐藤君の勉強の単なる素材提供です。オリジナルを考えてくださいね。
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