俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1380ページ目

西瓜好き食べ終へし皮の白さよ

回答者 なお

添削した俳句: 食べ終えて皮の白さよ西瓜好き

こんにちは。ささゆみ様、いつもお世話になってます。

御句、共感します。私もかつては、赤いところは全く残さず食べていましたよ。しかしある時、私にとって影響力のある人から「本当に西瓜が好きな人は、ほどほどのところでやめるんだよ」とか言われました。その人によると、甘くて美味しいスイカも、あまり白いところまで食べると酸味や渋味が出てしまうからだと。何事も、もうあと少しやりたいな、やれたかなというところでやめるのが、後に続けるために大事なことだと教えられたような気がしました。
それ以来、「あれ?もう食べないの?」「お上品だね」とか言われることもありましたが、ほどほどで残すようにしています。
もっとも、ごく最近では、冷蔵庫に入れやすいように、妻が3cm四方くらいのブロックに切ってタッパーに入れてしまうので、何も考えずですよ(笑)。

さて御句、とてもいいのですが、下五の「西瓜好き」が誤解を受けやすいかと。げばさんもそれを言っていると思いますが、上五中七まで俳句で来て、最後に「西瓜が好きです💕」と閉じちゃったみたいに読めます。実は私もそう読んでしまい、ささゆみさんともあろう人が…と思いました。
けれど違いますよね。西瓜が好きな人を「西瓜好き」と呼んでいるのですよね。甘いものが好きな人を「甘いもの好き」と言うように。

そこで提案句です。先に置かれたげばさんの提案句は名句ですよ。実に悔しい!悔しいので(笑)、私はあえて「西瓜好き」を残して提案句を置かせていただきます。
これでも、「おいおい、冒頭から『西瓜好きなの💕』という告白かよ」と思う人はいるでしょう。そういう人にはもう思わせときましょう(笑)。

点数: 1

西瓜守れニホンザル除け電気柵

回答者 なお

添削した俳句: ニホンザル西瓜喰えぬぞ電気柵

こんにちは。オマちゃん様、いつもお世話になってます。
拙句「黒白の種、西瓜」ご評価ご添削有難うございました。
オマちゃんがコメントでおっしゃっている黒と白の順番の件は、まさしくその通りです。普通は白黒と言いますね。でもスイカの種では黒が大人だろうと。読みとってくださって嬉しく思いました。
実はこの私の「黒白の種ありてこそ西瓜かな」を詠んだのは、直接的には種なしスイカをいただいたことがきっかけですが、元々はある句に触発されだからなのです。
私の好きなコミックの中に、俳句が趣味のおじさんが出てくるのがあります。この人が結構いい句を詠むのですよ。その一つに「黒い種白い種ある西瓜かな」というのがあり、妙に気に入っていました。だけどここに投句するわけにもいかない。
そんな時に種なしスイカを食べたので、この機会にと、あらためて私流に詠み直し、例の「黒白の…」を投句しました。自分でも、「黒白の」とするより「黒い種白い種」と分けたいと思いながら…。
そしたら今日、卓鐘さんの提案句が同じような響きでしたので、やっぱりそうなるよな、と思いました。
オマちゃんも、好意的に読んでくださって有難うございます。

長くなりました。
御句。この情景、よくわかります。私は今は自粛中ですが、コロナ前までは山歩きをしていましたから、こうした電気柵はよく見かけました。でもそのほとんどはシカ対策だったような?

設置した人が猿に呼びかけるような作りの句ということは、
「やいニホンザル!お前たち、西瓜を食べようとしても電気柵があるから食えないぞ」ということですね。でもこれは、コメント読まなければ、第三者がニホンザルに、「おい、お前たち。気を付けろよ。電気柵があるぞ」と言ってるようにも取れます。それでもいいのであればこのままでいいですけど。
いずれにしても、俳句としては、ニホンザルか電気柵の句ですね。西瓜でなくてもいいような…。

提案句は、無理矢理、思いきり西瓜を立たせてみました。でも立っているかな…(笑)。

点数: 1

「底紅や老婆歩いて雨に逢ふ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 底紅や老婆歩いて雨に逢ふ

負乗さん、ごめんなさい。
にわか雨、夏の季語でしたので、「急な雨」とさせてください。
よろしくお願いします。

点数: 1

底紅や道ゆく婦人ににわか雨

回答者 なお

添削した俳句: 底紅や老婆歩いて雨に逢ふ

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
拙句「ミニトマト」の句のお礼、しましたっけ?負乗さんとは頻繁にやりとりしていると思うので、してますね?していなかったら有難うございました!

さて御句、どうレスしたものか。難しかったです。底紅というのが木槿とは、ご自身のコメント解説でわかりましたが、なぜあえて底紅と…。何か狙いがあるのではと。
また、このご時世に「老婆」とは、何か秘密や暗い過去を背負った、白髪で杖ついて、「何かめぐんでくだされ〜」とかつぶやいている婆さん(怖い)なのか…。

提案句は、底紅は馴染みのある木槿にしようかとも思いましたがそのままにして、「老婆」は昇格させてあげました(笑)。

点数: 1

メガ西瓜大仏のごと黒光り

回答者 なお

添削した俳句: 黒光りして南無西瓜大菩薩

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。

ところで長谷さんの「機械児」とはなんとお読みするのですか?今度教えてください。
拙句「盆休み…家居」ご評価ご添削有難うございました。長谷さんの添削句、いいですね。そのほうが実体に近いのですよ。実は私、盆休みなるもの(旧盆の時期、特に終戦日にかけて取る夏休み)を取ってないのですよ。今年は14、15日が土日で休みですし、来週23〜25日に夏休み取る関係で…。
いま会社では出社規制という感じでほぼ毎日在宅勤務。もちろん毎日きっちり仕事していますが、繁忙期も過ぎてそれほど忙しい時期ではないため、なんだか休みのようで…。そんな中途半端な気持ちが句作にも現れましたね。失礼しました。

さて御句。こういうスイカは、たまに見かけますよ。でもあまり出回らないですよね。高いのではないかな?美味しいのだと思いますけど。食べたかもしれませんが、記憶にはありません。

原句では菩薩に例えておられますが、菩薩はすらっとしたイメージ。あのずんぐりした形は大仏様のほうが相応しいかと。
提案句は、手元のメモ書きの段階では上五はずっと「大西瓜」としていたのですが、入力してみると、「大西さんの瓜」みたいなのと、大仏の大と重なるので、悩んだ末「メガ」としました。パッと見、西瓜がメガネかけてるようですがご容赦ください(笑)。

もうずいぶん昔ですが、役員と初めて中国へ出張に行った時の話。レストランで出るスイカが甘くて美味しくて、私はバクバク食べてました。でも役員は食べない。そこで役員に「中国のスイカって、なんでこんなに美味しいんでしょうね?」と聞きましたところ、ニヤリと笑って、「そりゃ君、肥料が違うからね、こちらは…」。
もう二十年以上前の話です。

点数: 1

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