俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1378ページ目

蝉一つ路上に眠る燃え尽きて

回答者 なお

添削した俳句: 路上には夏を終わりし蝉一つ

こんにちは。西風子様、いつもお世話になってます。

御句、私も昨日、会社のビルの入り口に、蝉が仰向けに倒れて(?)というか落ちているのを見かけました。「うわ、このままでは後から来る人に踏み潰されてしまうよ…」と思い、脇に寄せに戻ろうとしたのですが、後から後から人が来て果たせませんでした。おそらくその蝉の怨念が、西風子さんにこの句を作らせたのでは…というか、まさか見たのは同じセミ?

御句ですが、夏と蝉で季語が二つになっていますので、蝉を生かした(死んでるけど)句にしてみました。

上記の掲句の他に、もう一つ考えました。
 路上には役目を終えた蝉一つ

これから至るところで目にしますね…。

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参道に有りの実を盛る屋台かな

回答者 なお

添削した俳句: 参道に有りの実を盛る小商い

こんにちは。藤井茂様、いつもお世話になってます。

御句、わかりますよ、こういう情景。私の場合は桃が多いですね。季節により色々と売るのでしょうけどね。ああいうのは、高いのか安いのかわからず、結局近くのスーパーとかで買ったりします。単純に「重い」「荷物になる」ということもありますけどね。

さて御句ですが、「小商い」がちょっと気になりました。考え過ぎかもしれないですが。以前、私が子どものころ、道端で何かを売っているおばあさんがいて気の毒になり、母親に「ねえ、あのおばあさん可哀想だよ。売っているの全部買ってあげようよ」と言いました。すると母親が答えるには「いいんだよ。ああいう人はものすごい大金持ちで、ウチなんかよりずっと大きな家に住んでいるんだよ。心配することないよ」と。

藤井さんが「小商い」に対して特別な感情をお持ちとは全く思っていません。ただ単に、私には上記の思い出があるというだけです。
そこで私の提案句は、勝手に「小商い」を外させていただき「屋台」としました。
藤井さんのこの句のポイントが「小商い」にあるのであれば、どうかお聞き流しください。

点数: 1

炎天や収獲運ぶ漁師たち

回答者 なお

添削した俳句: 船留まり雄の囲いし炎天下

白階夕市様、こんにちは。

御句拝読しました。
すでに複数のコメントが寄せられていますが、私からも一言。
全体に、何がおっしゃりたいのかわからないですね。その理由をいくつか。
1. 「船溜まり」、この表記が正解だと思います。ただ問題はそこではありません。
私の家の近所に船溜まりはありますが、そんなところで魚の揚げおろししますかね?船溜まりは、車で言えば駐車場です。今回のケースで言えば、獲れた魚を陸に揚げるのは港であり、揚げ終えた船は、これから水揚げをする他の船の邪魔にならないように他に移動します。そこで留めておくのが船溜まりなのです。そうなるとちょっとおかしいでしょう?
2. 「雄」。おそらく、「男の人たち」の意味かと思いますが、そう思ってくれる人はいませんよ。どう考えても「オス」または「ユウ」です。そもそもどう読むのですか?「おとこ」ですか?それなら「男」と書くことをお勧めします。なぜ雄?漁師の雄壮さに感動したから?でもその感動をこの一字で表すのは難しいと思います。
3. 「囲いし炎天下」。意地悪で言うわけではないですが、プレバト風に言うと、「炎天下を囲んでどうするの?」となります。

提案句は、ベストとは思いませんが、いつも使わないような言葉を無理して使わず、シンプルに、素直にということをお伝えしたくて置かせていただきました。

頑張ってください。

点数: 1

濡れタオル干からび今日も炎天下

回答者 なお

添削した俳句: 炎天にタオルは固く乾きけり

こんにちは。ささゆみ様、いつもお世話になってます。

御句、私も最近在宅勤務が多いので洗濯物を取り込んだりするのですが、その時感じました。
年長者(多分)として経験から申し上げますと、タオルが固くなるのは主に二つの理由があります。
・何かが繊維に残っていてそれが固まる。これは皆さんの場合「汚れ」や「油脂」ではないでしょうから、ズバリ「洗剤」です。キレイに洗おうと多く入れ過ぎているのでは?
・次に、乾かし過ぎ。特に夏は日差しが強いので、あまり干していると水分が抜け過ぎてカピカピになってしまうようです。まるでミイラですね。考えてみれば、魚の干物もカピカピではなく柔らかいですよね。あの辺に答えがあるのでは(笑)?

そこで提案句ですが、「干からびる」という単語を思いつきましたので使ってみました。「乾いて固くなる」というような意味です。

取り込んだ時にカピカピのタオルも、濡らすとまたしんなりしますね。あの感じもいいですね…
って、当たり前か。

点数: 1

炎天や切符をかけて追う白球

回答者 なお

添削した俳句: 炎天の白球にかけ夢切符

卯筒様、いつもお世話になってます。

御句、もはやかなり語られていますが、私は語順(?)にちょっと違和感がありました。
原句では「白球にかけて夢切符」となっていますが、私は「夢の切符をかけて白球を〜」となるのではと思いました。

そこでちょっと語順を入れ替えてみましたが、「かける」に込める意味が違うのかもしれませんね。よくありそうな句になってしまったかも。一つの提案ととらえてください。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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