なおさんの添削得点の高い順の1376ページ目
「白線や公開処刑てふ運動会」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 白線や公開処刑てふ運動会
こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
御句、身につまされるものがあります。私も運動はあまり得意ではなかったので、運動会は好きではありませんでした。
なんとか中止にならないかと願いました。しかしその願いも虚しく、よく晴れた朝、校庭に綺麗に白線が引いてあるのを見ると、「ああ、やっぱりやるんだ…」と愕然としたものです。
ですから卓鐘さんの白線の意味はすぐにわかりました。それはもう、「やるぞ」という学校側の強い意思表示だったのです。
御句、私は個人的に「てふ」が苦手なのと、「公開処刑」はちょっと強烈かなと思い、次のように考えました。
・白線や夢なら覚めて運動会
・白線や矢張りやるのか運動会
・白線や恥の上塗り運動会
・白線や雨で流れろ運動会
もうこのくらいにしておきます(笑)。運動会はお弁当が楽しみで、それだけが救いでした。
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「致死量の歓声浴びて運動会」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 致死量の歓声浴びて運動会
こんにちは。知世様、いつもお世話になってます。
拙句、「ひょっこりと」にコメント有難うございました。私もコメントに残した「ひっそりと」は好きな句です。
さて御句、「致死量」とは知世さんらしいなぁと思いました。それも、ヤジとか誹謗中傷で死ぬのではない。歓声で死にそうなのです。いいじゃないですか。
提案句というよりも、私ならこうしてみようかな、というものを2-3置かせてください。
・死にそうな歓声浴びて運動会
・歓声に死にたくなりて運動会
点数: 0
「病院の窓に顔あり運動会」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 病院の窓に顔あり運動会
こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
御句、私は初読でとてもいい句だと思いました。
私は、学校の隣が病院で、そこに入院している患者さん、特におじいさん、おばあさんが窓から運動会を見ているのだと思いました。
眼下で走ったり踊ったりしている子たちは全然知らない子。だけど孫のような年の子たち。本当の孫はいなかったり、いても見に行けないけど、ここからなら楽しめる。
病院側も、患者さんに「皆さん、今日は隣の幼稚園/学校が運動会なんですよ。見ませんか?」とか言って、車椅子を押したり、椅子を並べたりしている。おじいさんやおばあさんは、ニコニコしながら見て、届かないけど声援を送ったり、拍手をしたりしている、そんな光景を思い浮かべました。
数年前にある温泉に旅行した時に、たまたまそこでマラソン大会がありました。コースには老人ホームがあり、そこのおじいさんおばあさんは、車椅子で沿道に出て、日向ぼっこがてらランナーに拍手をしたりしていました。コロナのコの字もない時代のことです。それと似たような光景です。
しかし、ご自身のコメントを見たら、全然違いました(笑)。なるほど、そういうことでしたか。
そういう情景には思いが至りませんでした。
この私の読みは私の中では残させていただくものの、これからはそういう情景にも思いを馳せることの出来るように精進しますm(_ _)m。
点数: 0
「裏山で一人飯食う運動会」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 裏山で一人飯食う運動会
こんにちは。白南風様、いつもお世話になってます。
御句、初読では、みんなが楽しく運動会をしているのに、一人参加せずにいるはぐれ者を詠んだ句かと思いました。
しかしご自身のコメントを拝読すると、ちょっとそうではないような。お昼休みに、他の子は家族が来ていて一緒に食べているのに、誰も来ていない子もいるのだ、ということにしました。
もしかしたら、貧乏な子なのか?とも思いましたが、一人であっても飯は食えているようなので、貧乏には拘らないことにしました。
そうしますと提案句は、裏山まで行かなくて、逆にちょっと離れたところくらいのほうが孤独感が出るかなと、そして弁当は一応持たせてはくれたほうが救いはあるかなと思い、次のようになりました。
・隅一人弁当つかう運動会
「つかう」が古風すぎれば「食べる」でいいです。
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なおさんの俳句添削依頼
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