俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1369ページ目

「枝先のひとつ枯れ葉やラストスパート」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 枝先のひとつ枯れ葉やラストスパート

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。

御句、なんとなくイメージが、つかめたようでわからないようでいました。それは、誰が何のためにラストスパートするのかがわからなかったからです。おそらく、木が、冬を迎えるために早く全部の葉を落としてしまえというラストスパートだろうと思って、コメントを拝読。
全然違いました。逆でした。スパートするのは作者でした。

それであれば、ベタですが、このような句はいかがでしょうか。

・しがみつく枯葉私も頑張るよ

点数: 1

「ハーネスの食ひ込む犬や雪帽子」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ハーネスの食ひ込む犬や雪帽子

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句、私は完全に読み違えていました。
ワンちゃんがお散歩を嫌がってなかなか動こうとしないので、頭に雪が積もってしまったよ、という句かと思いました。
ご自身のコメントを拝読しましたら、ワンちゃんのほうが飼い主を引っ張っているのですね。確かにそういう場合も食い込みますね。
しかし雪帽子は完全に私の勘違いです。普通の毛糸とかで編んだ帽子ですね。
こういう場合、どうご提案したらいいのかわかりませんが、他の方々もワンちゃんが、引っ張られていると思ったとのことで、ちょっと安心しました。

・ハーネスを引く犬の背に風の花
・散歩する犬の頭に綿帽子

全然変わってしまった。
問題点:一句目。風花を風の花と言っていいのか。二句目。綿帽子が、いくら雪やこんこんで歌われているからと言って、俳句で使っていいのか。比喩だろう。

点数: 1

「法要を終ふる山門冬の山」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 法要を終ふる山門冬の山

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。

御句、雰囲気はつかめます。「十三回忌」では長いですし、三回忌くらいまでは思い入れも強いと思いますが、あとは法要でいいと思います。

ただ、私としては「終ふる」がどうなのかと思いました。正しいのかもしれませんが、なんだか素直でないような…。「法要を終へて」ではダメなのかな、と。

げばさんは、あつこんさんのコメントにある「法要の済みて一服冬日和」から、「法要を終へて一服冬日和」とご提案なさっていますね。

私は原句を残して、

・法要を終へて山門冬の山

とご提案します。法要で人、山門で建造物、冬の山で自然というように、光景が効果的に浮かびあがってきます。

もちろん、一服のほうもいい句です。私は、

・法要を終へて笑顔の冬日和

こう置かせていただきます。弔事である法要も、十三回忌ともなれば皆さん笑顔という気持ちです。

点数: 0

「反対に介護されてる冷気かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 反対に介護されてる冷気かな

堀籠美雪さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
御句、「反対に介護されてる」とは、面白い表現。「言い得て妙」という感じですね。お父さんの優しい人柄もさることながら、それを受け止めるご家族の温かな雰囲気が忍ばれます。
それなのに「冷気」では、ひんやりとした、冷たい空気が流れてきます。かぬまっこさんのおっしゃるように、冬とはいえ、温かな季語にしませんか?

・反対に介護されてる小春かな
・反対に介護されてる日向ぼこ

点数: 1

「野良猫のしらじらと寄る霜の朝」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 野良猫のしらじらと寄る霜の朝

こんにちは。秋沙美 洋様、いつもお世話になってます。

拙句「温泉と…背中を押す」にコメントと提案句を有難うございました。寒がりの私に冬山などとんでもない話なのですが、温泉と酒を目当てに、背中を押されて(手を引いてもらって)登るわけです。
最初は私も「目当てに」としていたのですが、ダイレクトすぎるかなと思い、背中を押す、としましたが、わかりにくくなってしまいました。アドバイスありがとうございました。

御句ですが、私はこの猫ちゃんの「しらじらと」がすごくわかるような気がするのです。一昨日、当地はすごい雨でしたが、帰宅途中の植え込みから「ニャー」と声が。「なんだ?どの子だ?」と声をかけると、茂みの中から野良猫ちゃんが。その様子を、なんと表現していのかわからなかったのですが、そうだ、しらじらしいのだと、洋さんの句を読んで思いました。
「しらじらと」が「しらじらしく」という意味でなかったら大ボケですが、少なくても私はそう受けとりました。
「野良猫」を◯◯◯に置き換えてみたり(笑)、色々と頭の中で広がりのある句です。さすがです。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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