「つーつーと川を渡るや赤蜻蛉」の批評
回答者 なお
添削した俳句: つーつーと川を渡るや赤蜻蛉
感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。つーつーはまさにピッタリとのオノマトペだと思います。
私が提案申し上げたいのは、「や」の切れです。
中の句まで赤蜻蛉の生態を詠んでいらっしゃると思いますので、一物としてそのまま詠み切ってはいかがかと思いました。
・つーつーと川渡りゆく赤蜻蛉
よろしくお願いします。
点数: 3
回答者 なお
添削した俳句: つーつーと川を渡るや赤蜻蛉
感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。つーつーはまさにピッタリとのオノマトペだと思います。
私が提案申し上げたいのは、「や」の切れです。
中の句まで赤蜻蛉の生態を詠んでいらっしゃると思いますので、一物としてそのまま詠み切ってはいかがかと思いました。
・つーつーと川渡りゆく赤蜻蛉
よろしくお願いします。
点数: 3
回答者 なお
添削した俳句: 乗せたはずミラーに映る黄泉の国
ロミさん、こんにちは。
御句拝読しました。と言いたいところですが、俳句に一つは入れて欲しい季語が見当たらないような…。
怖い俳句をお作りになりたいのですよね。ミラーには何も映らないほうが怖いと思いますよ。
・乗せたはずバックシートは露に濡れ
・乗せたはずミラー映らぬ長き髪
あっ、二句目は季語がない!
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句: 熱帯夜テラス飛び立つ君は鳥
碧梧さん、こんにちは。
御句拝読しました。先に卯筒さんもおっしゃっていますが、非常に難しいです。
まず、俳句は原則として五七五だけの表現の文芸であり、自身のコメントは付きません。ここは道場すなわち練習の場ですので、それを書くことが推奨されています。
御句、仮にコメントがないとすると、言い換えれば、初読すなわち俳句を読んだだけの段階では、私だけかもしれませんが、ご自宅のテラス(庭)から飛び立とうとしている小鳥のことをお詠みかと思いました。
しかし何か感じるところがあり、余計なことかもしれないと思いながら、「このままですと、何か飛び降り自殺のような句に読めます」とかコメントさせていただこうと思いました。
そしてご自身のコメントを拝読。なんと、私の予感そのままでした。
このような、お身内の悲しい出来事をお詠みの俳句は、複雑な事情がおありでしょうし、他人がどうこうコメントするのは非常に難しいです。
そのようなわけで、私もここまでにさせていただきます。ご理解のほど、よろしくお願いします。
点数: 0
回答者 なお
添削した俳句: 三日月はもつとスリムだおばさんよ
負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。楽しいですね!
ただ、原句では、川柳のようと言うより、ちょっと意味がわかりにくいかもしれません。
少し句意が変わると思いますが、こんなのを考えました。
・三日月の少し太りし今宵かな
これは、芭蕉の作と言われる(諸説あり)、「三日月の頃より待ちし今宵かな」がヒントになりました。
ただ、「おばさん」は難しいとしても、作者の他にもう一人の存在を匂わせるとしたら、
・三日月の少し肥えたと笑ひ合ひ
などはいかがでしょうか。
よろしくお願いします。
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句: 月光にお顔みせたり摩崖仏
竜虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。私はかつて大分の出張の時に、臼杵というところの磨崖仏を拝見しに行ったことがあります。昼でしたので、月光に、という設定ではなかったですが、夜だったらさぞや神秘的なことでしょうね。
少し気になりましたのは、「お顔見せたり」という措辞でしょうか。お顔を「見せる」というのは仏様の擬人化だと思いますが、仏様の動作でなく何か状況、状態で表せないかと思いました。
そこでここは、感じさんの「顔あらわるる」、または「顔をあらわす」「お顔の浮かぶ」などはいかがかと。
・月光にお顔の浮かぶ磨崖仏
点数: 1
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