「銀色の風の指揮棒すすき原」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 銀色の風の指揮棒すすき原
こんにちは。村山陽子様、いつもお世話になってます。
拙句「松茸」ご評価ご提案句有難うございました。自分へのご褒美というより、いただきものです。自分では買いません…(笑)。
さて御句、これはすごくいい句なのではと思います。壮大ですね。すすきの原のすすきは、一見、風の吹くままになびいているように見えるが、実はすすきのほうが風の吹き方を指揮しているのだ、頭を指揮棒のように振って、ということですよね。すごい。
まさに主従の逆転。今まで操っていたと思うほうが、実は巧みに操られていたという。とても面白い句だと思いました。
「銀色の」は指揮棒すなわちすすきを形容していらっしゃるのですね。きれいです。私であればきんいろにしてしまうところですが、銀色もムードがありますね。
山歩きをしていた頃はこの時期はすすきの原をよく歩きました。富士方面とか。懐かしいです。
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