俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1366ページ目

君知るや十一本の向日葵を

回答者 なお

添削した俳句: 十一の向日葵包む記念日や

こんにちは。オマちゃん様、いつもお世話になってます。

御句、なかなかお洒落な味わいを持つ句ですね。

私の感想を言いますね。まず最初は、「十一の」が唐突なので数字と思えず、え?プラスマイナス?とか思いました。何しろこのサイトは私の想像を絶するワードが次々に出てきますから。
とはいえ、すぐに数量だとわかりました。次には、「ははあ、お子さんの11歳の誕生日のお祝いだな。向日葵の花束とはお洒落だ」と思いました。…でもそれならなぜ記念日?誕生日ではないの?
そう思ってコメントを拝見。「は?11本の向日葵が最愛という意味?11本とはまた半端な。これって有名な話?100万本のバラなら聞いたことあるけど…」

そこで私の提案句ですが、少し性格悪く、これからその花束をあげる相手の人はその意味を知っているのでしょうか?とさせていただきました。包んでもらいながら、「相手はわかるかな…この意味を…」という景です。
◯年目の結婚記念日とかは、銀婚式、金婚式に限らず10年目は錫婚式というのがありますけれどね。

あと、「十一」は、やはり「十一本」と、単位をつけた方がいいと思います。

点数: 2

遠山をはるか見おろす夏の雲

回答者 なお

添削した俳句: 遠山に雲の見えけり夏の昼

森田広務さん、こんにちは。

御句は、俳句の形にはなっていますが、読んでみますと、「夏のお昼に遠くの山に雲が見えました」となります。これでは、それを聞かされた人は、「ああ、そうでしたか。で?」となりますよね。なりませんか?

イサク様の添削句はかなり高度なレベルですが、あそこまで行かなくてもせめてこのくらいは、というレベルの添削句を置かせていただきます。
これも今一つではありますが、遠くに見える山より遥かに高いところに夏の雲がわき上がっている様が感じられる、原句より一歩は進んでいるのではと思います。

よろしくお願いします。

点数: 1

「右奥のあれが穂高かソーダ水」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 右奥のあれが穂高かソーダ水

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
拙句「住む人の」ご評価ありがとうございました。励みになります。

御句、山でよく、「あれが◯◯岳、あれが…」と教えてくれる人がいますがすごいと思います。私は富士山しかわかりません。
御句は、山でそんなやりとりをしているのかと思いましたが、ソーダ灰というので、どこかで休憩中ですね。もしかして
山小屋の写真を見ながらの会話かも?

で、何やら駄洒落コーナーが始まったとかで、私も参加させていただきます!
 夏山で滑落したのか遭難だ

8月になったので山を再開しようかな…。

点数: 2

歩くほど肌にべとつく蝉の声

回答者 なお

添削した俳句: 蝉時雨道行く人の服濡らす

虎ケンさん、こんにちは。

御句、一読したときは、お、風流。蝉時雨に「濡れて」と持ってくるとはなかなか、と思いましたが、コメント読んでガッカリ。
単に暑い中を歩いて汗をかいたから服が濡れたというのですか?安置。

他の方もおっしゃっていますが、蝉時雨をただ単に「暑い」だけの意味で使うのは、この素敵な季語の持つ意味=力を生かしていません。

提案句ですが、まず、蝉時雨なんてもったいないので、ここは蝉の声で十分。次に、「汗で濡れた」と言いたいところですが「汗」は季重なりになるので言い方を変えました。

提案句も立派な出来ではないし、私も季語を偉そうに語るほどの者ではないのですが、少しでも参考になりますように。

点数: 1

「秋簾一枚に秘話託しおり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋簾一枚に秘話託しおり

こんにちは。藤井茂様、いつもお世話になってます。
御句、二つの取り方がありますね。簾の向こうで交わされているのが、単なる会話なのか、それとももう少し深いお付き合いなのか。
秘話とありますが、これを単純に会話ととらえていいのか…。下五の「託しおり」は、唯一の目撃者である秋簾に「このことは私とあなただけの秘密よ」とでも伝えたか。

秋簾に夏の終わり感も感じられ、なかなか味わい深い句だと思いました。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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