俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1366ページ目

「明易や深夜ラジオの散歩道」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 明易や深夜ラジオの散歩道

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

御句、最初は(今の今まで)、ラジオの色々な番組を続けて聞くことを「ラジオの散歩道」と表現しているのかと思いました。インターネットで次々に見ていくのを「ネットサーフィン」とか言うように。それであれば私は、げばさんほどの人がいかがなものか、くらいなことを言おうかと思いました。なぜって月並み、というか、局の宣伝文句のようですから…。

ところが全然違うみたい。ラジオを聴きながら本当に外を散歩するのですか?
オールナイトニッポンは4時半に終わる。これを聴きながら散歩をしていたら明るくなってきた。ああ、明易だなぁという句ですか?

深夜放送はよく聞くものの、「深夜ラジオ散歩」をどうとらえたらいいのか戸惑っています。
よろしくお願いします。

ラジオネーム「迷えるなおじい」

点数: 1

小気味よく掻く音のして夏氷

回答者 なお

添削した俳句: 掻く音の大らかなりや夏氷

こんにちは。たきさん様、いつもお世話になってます。

御句、夏の風物詩のかき氷をお詠みになって、涼しげで良い句ですね。

私は、映画の寅さんで、おばちゃんが忙しい忙しいと言いながらかき氷を作っているシーンが頭に浮かびました。

子どもの頃、我が家では、出たばかりの「家庭用かき氷機」を買いました。初めて使う日、みんなが見守る中でハンドルを回し始めた私。ところが全くかけない。汗。空回りするばかり…。期待してガラスの器やシロップを用意していた家族はぼうぜん。結局そのかき氷機はその日しか使わずじまいでした。それ以来私は家庭用かき氷機への不信感が強く残っています。
おばちゃんのお店の「業務用氷かき機」のように気持ちよく削れるのを見るたびにいつもそのことを思い出します。

提案句は、私の「業務用かき氷機」への思いを入れてみました。

かき氷は炎天下が最高!私が一番美味しいと思ったのは甲子園です。

点数: 1

炎天に誰にともなく恨み事

回答者 なお

添削した俳句: 炎天に出て太陽を恨みける

こんにちは。しらさぎ様、いつもお世話になってます。

拙句「誕生日」ご評価有難うございました。温かいコメント、涙が出ます。
投句してから、「あ、もしかしたら、母親の誕生日と思われるかな?コメント読めばわかるけど、句だけでは…」と心配になりましたが、皆さん思ったように読んでくださって、ホッとしました。

さて御句。もう私の言わんとすること、おわかりでは?(笑)
「そんなに嫌わないでください!恨まないでください!皆さんのために燃えて燃えて一生懸命なんですから!」という太陽の声が聞こえてきました。しかし、しらさぎさんはじめ皆さんが「暑い!痛い!」とおっしゃるお気持ちもわかります。
そこで提案句ですが、誰を恨むとは言わずに詠んでみました。これなら太陽の立場もなんとか…。

なんのかんの言っているうちに、8月、9月、そして10月…。すぐ涼しくなりますよ。よろしくお願いします。

点数: 0

炎天や給仕の髪の艶やかさ

回答者 なお

添削した俳句: 炎天す給仕の髪の黒きこと

こんにちは。三日酔いの防人様、いつもお世話になってます。

御句、大地主の旧家のお庭で食事が出来るようになっているのですね。素敵ですね。
そこで作者さんはお昼食をいただいた。その際に、働いている給仕の方々の髪の美しさに目が行った。炎天下、こんな屋外で働いていたら、直射日光と暑さにやられて油が抜けて赤茶色に変色してボサボサになりそうなものなのに、何と黒々と艶やかなことかと。
そういうお店であれば、真夏の炎天下でも給仕は黒服を着ていたり、女性なら和服を着ていたりするのかもしれませんが、見れば皆さん汗一つかかず、平然と立ち回っている。
そんな凛とした姿に感銘してこの句ができたのではと思いました。

本来の「炎天」という季語から想起されるシーンはまさにイサク様のおっしゃる通りだと思います。
それを踏まえた上で、この句は、そうしたネガティブな状況をものともしない、そんな給仕の姿への共感ではないかと思いました。

提案句は、ほぼほぼ作者さんの推敲前の句に近いものになりました。
ここでは髪は「黒い」ことより「艶やか」であることに意味があると思います。
ただ、僭越ながら、御句でどうしても受け入れられない違和感を感じましたのは「炎天す」という上五です。これはいかがなものでしょう?
元句では「炎天の」となっているのが、推敲の過程でなぜ「炎天す」となってしまったのか…。
これは「炎天や」とし、中七以下と対比させました。

よろしくお願いします。

点数: 1

もぎたての胡瓜夕餉の一品に

回答者 なお

添削した俳句: 炎天下もぎたて胡瓜一品に

こんにちは。洋子様、いつもお世話になってます。

御句、私も胡瓜を縦に四つ割りにして味噌やマヨネーズつけて食べるの好きなので、大いに共感しました。漬け物も好きです。学生時代、胡瓜が食べられないというヤツがいて、聞けば「俺はキリギリスじゃねえ」ですと。「コイツは人生、一つ損したまま生きていくんだな」と思ったものです。

さて御句ですが、炎天と胡瓜の気重なり。まず、胡瓜は外せないと思いました。それと、ここは炎天を持ってくる必要があるのか?と思いました。私は季語は人に偉そうに言うレベルではないのですが、やはり炎天は屋外にあってこその季語だと思います。洋子さんが家庭菜園で「もいで」きたとか、真昼に外で食べるとかならいいですが、どちらも違いますよね。もぎたての胡瓜を食べるということで十分に暑い夏を演出できていると思いましたので他には夏的な言葉は入れずにコメントから夕食を入れてみました。

以前、あるイベントで真夏に郊外へ行ったら、駅前から会場の道端に屋台が出ていて、何を売っているのかと思ったら、箸に刺した冷やしキュウリ!その時は食べませんでしたが、今でも思い出しますよ。美味そうだったなぁと。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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